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1位は「5万6000円」!東京23区内の「家賃相場が安い駅」ランキング発表 同率2位は「一之江駅」「新柴又駅」

  • 2023.3.3
東京23区内の「家賃相場が安い駅」は?
東京23区内の「家賃相場が安い駅」は?

リクルート(東京都千代田区)が運営するニュースサイト「SUUMOジャーナル」が、東京23区内に位置する「家賃相場が安い駅ランキング」を発表しました。

トップ20に「江戸川区」が8駅

対象となる駅は、不動産サイト「SUUMO」に掲載されている東京23区内の駅(掲載物件が11件以上ある駅に限る)。対象物件は、駅徒歩15分以内の賃貸物件(10平米以上~40平米未満、ワンルーム・1K・1DK。定期借家を除く)。データ抽出期間は2022年1月〜12月で、同期間に掲載された賃貸物件の管理費を含む月額賃料から中央値を算出しています(3~18万円で設定)。

2位は「一之江駅」(江戸川区・都営新宿線)。家賃相場は6万4000円です。4階建ての駅ビルに、スーパーや持ち帰り弁当店、中華レストランがあって生活に便利です。2021年9月に東口駅前広場の正面に誕生したスーパーをはじめ、駅周辺にもスーパーやコンビニ、ハンバーガーや牛丼といった気軽に入れる飲食店があり、1人暮らしにうれしい環境です。また、都営新宿線に乗れば、神保町駅まで約23分、市ケ谷駅まで約27分、新宿駅までは約33分で行くことができます。

同率2位となったもう一つの駅は「新柴又駅」(葛飾区・北総線)。家賃相場は同じく6万4000円です。柴又といえば、映画「男はつらいよ」シリーズの主人公・寅さんの生まれ故郷としてロケ地にもなった柴又駅周辺が有名で、観光地としてもにぎわっていますが、そこから歩いて10分ほどの場所に位置するのが新柴又駅です。駅周辺は静かな住宅街となっており、スーパーやドラッグストア、コンビニがありながら繁華街といった雰囲気ではないので、落ち着いた生活ができそうな駅といえます。また、北総線は京成本線~京成押上線~都営浅草線~京急本線へと直通運転されているため、新柴又駅から乗り換えなしで日本橋駅、新橋駅に行けるのも魅力。品川駅までも電車1本、約45分で到着できます。

そして、1位となったのは「葛西臨海公園駅」(江戸川区・JR京葉線)でした。家賃相場は5万6000円で、トップ20で唯一の5万円台です。同駅は江戸川区の南端に位置し、駅南側の出口を出ると「葛西臨海公園」が目の前にあります。東京湾に面した園内には水族館や大観覧車があり、海も一望できます。一方、駅北側には青果と花を扱う都の中央卸売市場と、物流倉庫街が広がっています。そのため、駅付近に住宅はさほどなく、住宅街らしくなるのは駅から徒歩15分以上のエリアです。そのあたりまで出ると、幹線道路の環七沿いにファミレスが点在していたり、住宅の合間にスーパーやコンビニがあったりと日常使いできる商店も。駅から徒歩35分ほど離れるとショッピングセンターやホームセンターがあるので、自転車や車が使えると生活の幅が広がりそうです。交通の面では、東京駅までJR京葉線1本で5駅・約13分という近さです。

調査結果を受けて、同社は「トップ20全21駅の所在地は、江戸川区が8駅、足立区が6駅、葛飾区が5駅。いずれも東京23区の東部に位置しているため、リーズナブルな賃貸物件を探したいならまずこのエリアをチェックするとよさそうです」とコメントを寄せています。

オトナンサー編集部

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