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<誰も悪くない>「この人の下なら働き続けたい」妊娠を理由に辞めようとしたけれど

  • 2023.3.3
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接客業の正社員として働くくらさん。つねに人手不足で入れ替わりが激しい店舗に勤めていました。そこに不妊治療中の新人さんが入社したことを機に、ヘルプに回されるのが当たり前の激務がスタート。「誰も悪くない」。だけど……。そんなある日、ようやく明るい知らせが舞い込みますが、それによってスタッフの陰口を耳にすることに。そして時は経ち、くらさんもついに妊娠。ひどいつわりにより「このまま働き続けられない」とリーダーに相談したときのお話。

不妊治療を経て、無事に妊娠&産休に入る同僚のいこさん。自分に対する陰口を聞いてしまったにもかかわらず、強く前を向く姿を「かっこいい」と思うくらさん。一方で、「自分に余裕がないと受け止めきれない……」というフォローに回る側の気持ちも身をもって体感したのも事実。それから時は経ち、くらさんもめでたく妊娠。「迷惑かけないようにできるだけ頑張ろう」と意気込むくらさんでしたが、自分には関係ないと思っていた妊婦側の苦悩を知る日がやって来て……!?

迷惑をかけるのが目に見えているし…

自身も結婚&妊娠することになり、ひどいつわりを経験したことで「妊婦側の苦悩」を知ったというくらさん。先に産休に入ったいこさんは、仕事に情熱をもっていたのに対し、「自分はそれに値しない人間だから……」と、ひどく落ち込んでしまいます。

「このまま働くのは無理かも……」。そう思ったくらさんは、リーダーとの面談で退職の意向を示します。すると、リーダーから「妊娠を理由に辞める必要はない」「自分の体のことを一番に考えて」と言われ、目頭を熱くさせるくらさん。さらに「今度は周りに甘えちゃえばいいのよ!」と、これまでのくらさんの働きぶりを見ていてくれたリーダーの言葉に、「働くなら、この人の下がいいと思った」と振り返ります。

初めての妊娠に不安は尽きないもの。さらに、つわりなど体調面の変化やメンタルも不安定になるだけに、リーダーの言葉には救われますね。働く目的はそれぞれですが、くらさんのように「この人と一緒に働きたい」という想いも、働く意味になるのだと、あらためて感じさせてくれますね。


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著者:マンガ家・イラストレーター くら

2021年生まれの男の子のママです。Instagramやブログにて育児漫画や過去話、体験談などを描いてます。

ベビーカレンダー編集部

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