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春から入園!【保育士解説】慣らし保育が始まる時に知っておきたいこと

  • 2023.3.2

新入園の時期が近づいてきましたね!入園したらまず始まるのが慣らし保育。この記事では、インスタグラムで【無理しない育児】をモットーに子育てや保育に役立つメモを投稿している保育士ごんちゃん(@hoikushi_gonchan)が、慣らし保育が始まる時に、保護者に知っておいてほしいことをまとめました。

慣らし保育とは?

慣らし保育とは、初めての保育施設に通う時、段階的に預ける時間を増やしていくことをいいます。慣らし保育を行う目的は、子どもが母子分離の環境や通う保育施設に慣れることに加え、子どもの様子を見ながら保育士と保護者の情報交換をすることなどがあります。

進め方や慣らし保育の期間はそれぞれの園によって異なりますが、おおむね以下のような形で進めていきます。

慣らし保育の期間はどれくらい?

慣らし保育は1〜2週間くらいかけて行われることが多いですが、子どもの様子や体調の変化によって、もっと長くなることがあります。

預ける時の心構え

慣らし保育が始まる時、子どもはもちろん保護者も初めての母子分離になるケースが多く、不安や心配があるかと思います。そんな時、どんな心構えで預ければいいのでしょうか。

泣いていてもサッと預ける

登園時に子どもが泣いて離れたがらないと、保護者としても後ろ髪を引かれる思いになりますよね。でも、ここはなるべく笑顔でサッとその場を離れるのがおすすめです。

子どもが泣いているのを見て、保護者が戻ってしまうと、子どもとしては余計に離れ難い気持ちになってしまうからです。

明るい声かけで子どもに安心感を

「いっぱい遊んできてね!」や「遊んだあとに迎えに来るからね!」など、今から過ごす場所や少し先のポジティブなイメージを具体的に伝えて別れましょう。

これは慣らし保育が終わったあとの送迎時も意識したいポイントで、「おうちも楽しいけど、園も楽しいね。どっちもいいよね!」と思えるような声かけを続けるのがおすすめです。

預けることを悪く思わない

子どもが保育園に通うようになると、これまでより親子で過ごせる時間が減ってしまいますよね。しかし、その分いろいろな人との関わりや、さまざまな活動でたくさんの成長を感じられるはずです。保護者が預ける時に「一緒にいてあげられなくてごめんね…」や「こんなに小さいのに保育園に行かせていいのかな…」などの気持ちがあると、その不安や心配が子どもにも伝わります。

そのため、できれば「いっておいで!」「楽しんできてね!」という気持ちで送り出してあげてください。そして、その分保護者も自分の仕事に集中して活躍していただきたいと思います。

保護者もがんばりすぎないことが大事!

いかがでしたか?今回は慣らし保育について解説しました。

入園と同時に保護者も仕事に復帰したり、新しい年度で仕事が始まったりすることも多いと思います。環境の変化から受けるストレスは意外と大きいので、まずは保護者もがんばりすぎないことを意識し、園生活の不安や心配は先生に相談しながら過ごしましょう!

著者:保育士ごんちゃん

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