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<弟がキライな僕>「ボクのことキライなんでしょ?」次男を叱ると、予想外の質問が飛んできて!?

  • 2023.3.2

11歳のタロ君と8歳のジロ君、2人の男の子を子育て中の星河ばよさん。いつも2人はママのとり合いでケンカをしていて、ばよさんはいつもヤキモキしていました。そんなある日、些細なことでケンカに発展した2人。しかしこの日はタロ君の様子が少し違いました。「ジロなんて生まれて来なければよかったのに」という言葉が飛び出したのです。タロ君の衝撃的な言葉に戸惑いながらも、ばよさんは「そんなこと言わないでよ」としか返すことができず……。

そして、2年以上続いているこの兄弟ゲンカに悩みながらも、自分の過去を思い出していたのでした。

ばよさんには年の近い弟がいて、小さいころは毎日のように弟とケンカばかりしていたのですが、お母さんは弟にはやさしく、ばよさんには厳しい対応を取っていたため、それを不満に思っていたばよさん。

ある日、弟だけじゃなくて、自分にもやさしくしてほしいことを伝えると、お母さんは「つらい思いをさせてごめんね。言ってくれてありがとう」と言って抱きしめてくれたのでした。

自分の気持ちを受けて止めてくれたことがうれしくて…

自分が小さいころのお母さんとの思い出を思い出し、

しんみりしていたばよさんですが、

すぐ現実に戻されてしまいます。

寝る時間になると、

また兄弟ゲンカが始まったのでした。

「やだ!! ボクがママと一緒に寝るの」

「今日は僕がママと一緒に寝るんだ!」

「ジロ! わがまま言わないの。

順番で寝るお約束でしょ?」

言い合う息子たたちの間に入るばよさん。

すると、ジロ君は

「ママはボクのことキライなんでしょ?」とひと言。

予想外の言葉に、

ばよさんは一瞬固まってしまったのでした。

ママが大好きすぎて、順番を守るなどルールが一切通用しないジロ君。年齢がタロ君より小さいこともあり、ママを独占したいという気持ちが強いのかもしれませんね。ジロ君が約束を守らないことでタロ君に負担がいっていたため、ばよさんはそれをどうにかしようと思い悩んでいたわけですが、なかなか難しいですね……。


著者:マンガ家・イラストレーター 星河ばよ

ベビーカレンダー編集部

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