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「しょう油の購入量が多い都市」ランキング!3位「山口市」2位「鹿児島市」を抑えた1位は?

  • 2023.4.1
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画像:kazoka/Shutterstock.com

日本人の食事に欠かせない調味料といえばしょう油

お寿司につけたり、煮物に加えたり、しょう油のない生活は考えられませんよね。

そんな日本人の心であるしょう油ですが、特に消費されているのはどの地域なのでしょうか。

今回は、総務省のデータ(※)を元に、2020年~2022年の平均での1世帯あたり(二人以上の世帯)の「しょう油の購入数量(ml)」が多いランキングをご紹介します!

ちなみに全国平均は4,649mlでした。

(※)総務省「家計調査(家計収支編)」より。二人以上の世帯を対象に、1世帯当たり品目別年間支出金額の2020年〜2022年までのしょう油の年間平均購入数量を参照しています。対象となる都市は都道府県庁所在市以外の政令指定都市(川崎市、相模原市、浜松市、堺市及び北九州市)を含みます。

【第3位】山口市:5,782ml

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画像:KPG-Payless/Shutterstock.com

山口県で生まれたしょう油に「甘露しょう油」というものがあります。

「甘露」という言葉が入っているものの、作られた当時は甘味料が使われていたわけではないそうです。長期間熟成されることでまろやかさと甘みが増しているんだとか。

山口名物のてっさはポン酢をつけるのが一般的ですが、濃厚な甘みのある「甘露しょう油」で食べるのもおいしそうですね!

【第2位】鹿児島市:6,337ml

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画像:Ekkaratk/Shutterstock.com

九州のしょう油は甘いという印象を持っている方も多いのではないでしょうか。中でも鹿児島県のしょう油は特に甘いそうです。

鹿児島県は温暖な気候に恵まれており、昔からサトウキビの栽培がおこなわれていたことなどが要因となって、甘い味つけの食文化が広がったのではないかとも言われているんだそうです。

【第1位】山形市:7,044mL

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出典:KOHUKU/Shutterstock.com

第3位、第2位と西日本の都市がランクインしていましたが、第1位に輝いたのは東北に位置する山形市でした。全国平均より2,000ml以上多く消費している結果です。

いも煮、だしなど、山形県にはしょう油を使った郷土料理がたくさんありますよね。

ちなみに、山形市はこんにゃくの消費量も第1位!しょう油で甘辛く煮た玉こんにゃくをよく食べているのでしょうか。

購入金額ランキングも1位・2位は同じ

ちなみに同じ家計調査での結果をもとにしたしょう油の「購入金額ランキング」で見てみると山形市、鹿児島市が同じく1位、2位でそれぞれ3,047円、2,527円となりました。

今回のランキングではランキングの順位と地域の偏りに傾向は見られませんでしたが、次回はどういった結果になるのか、注目していきたいですね。


参考資料:総務省「家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2020年(令和2年)~2022年(令和4年)平均)」、独立行政法人農畜産業振興機構「山口・九州地方における甘いしょうゆの歴史としょうゆと砂糖の関係」
※記事内の画像はイメージです。