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こうすれば簡単にうまくいく!芝が薄いライからのアプローチ

  • 2023.3.2

「いつもと同じように打ったのに」と思ってもミスが起こりがちな“芝が薄い場所”からのアプローチ。「どうすれば簡単にうまく打てる?」ということで、薄い芝からうまく打つための狙い方や打ち方をツアープロが伝授! 次のラウンドでぜひ実践してみて。

体重の乗せ方でスイングの最下点をコントロール

芝が薄いライからの寄せで、絶対にしたくないミスはダフリ。ヘッドが刺さったりソールがすべらず固い地面で跳ねてしまうと大きなミスが出るからです。薄芝は、ボールをクリーンに打つのがベストですが、少しトップめでもOK。意図的にトップめでインパクトするときは、スイングの最下点を通常より左足側にします。これは体重のかけ方がポイントで、左足荷重にすると最下点も自然に左になります。体重のかけ方だけでコントロールできるので簡単です。

左足荷重で最下点を左にする。インパクト時に左足荷重になればいいが、アドレス時から左足荷重にしておいてキープしたまま打つのも〇。

インパクトまで左足体重でヘッドを地面に触れさせない “トップめ ” の打球を打つ。ふだんより飛ぶが “トップめ”なら飛びすぎることはないので距離感も出しやすい。


藤本麻子
●ふじもとあさこ/1990年生まれ、岡山県出身。165cm。 09年プロ入り。11年には伊藤園レディスでレギュラーツアー初優勝。10年から18年まで、9年連続でシード権を保持。YouTubeでは「何しょんチャンネル」を開設し、配信中。フリー。

構成=三代 崇、鈴木康介、編集部
写真=相田克己、田中宏幸

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