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「ジャスミン(茉莉花)」の花言葉は?その魅惑的な甘い香りからセクシーなものも!!

  • 2023.3.1
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どこか東洋の雰囲気を感じさせる花のジャスミン(茉莉花)は、魅惑的な甘い香りで昔から人々を虜にしてきた魔性の魅力を持つ花です。

ジャスミン茶の原料にもなり、花から抽出される油は希少価値の高い精油にもなります。 そんなジャスミン(茉莉花)には、どんな花言葉があるのでしょうか。

ジャスミン(茉莉花)とは

 

特徴

ジャスミンというのはモクセイ科ソケイ属の植物の総称で、世界には約300種あるとされます。

日本で「茉莉花」として知られているのは、その中の1種であるアラビアジャスミンのことを指す和名です。 サンスクリット語でジャスミンのことを「マリカー(mallikā)」と呼ぶことから、付いた名前とされます。

その甘美な香りが人気で、ジャスミン茶や香水としても利用されています。

原産

ジャスミン(茉莉花)はインド・ヒマラヤ・カシミールなどの熱帯アジアが原産の植物です。 インド、スリランカ、イラン、東南アジアなどに自生しています。

開花時期

開花時期は7月から9月で、香りの強い白色かもしくは淡い黄色の花が咲きます。

ジャスミン(茉莉花)の花言葉

 

全般的な花言葉

ジャスミンの日本での花言葉は「愛想の良い」「愛らしさ」「優美」です。 英語の花言葉でも「amiability(愛想のよさ)」や「cheerful and graceful(朗らかで気品がある)」などがあります。

それらとは別に、「官能的」という花の見た目からは想像のつかない花言葉もあります。 これは、その甘い香りがかつて女性たちの媚薬として使われていた、という言い伝えから来ています。

色別の花言葉

 

白いジャスミンの花言葉は「温順」「柔和」です。

黄色いジャスミンの花言葉は「優美」「優雅」です。 黄色のジャスミンの中には香りのない品種もあるので、花のイメージそのままの花言葉しかつかなかったのですね。

香りが人気のジャスミン

 

ジャスミンの中でも、スペインジャスミンやオオバナソケイと呼ばれる種の種が香料として利用されています。

バラが女王でジャスミンは王

ローズが「芳香の女王」と呼ばれるのに対して、甘く優雅で妖艶な香りを放つジャスミンは「芳香の王」と呼ばれることがあります。 夜になるとより強い芳香を振りまくことから、インドでは「夜の女王」とも呼ばれています。

気品のあるローズの香りと魅惑的なジャスミンの香りは、対の存在としてみなされているようですね。

希少で高価なジャスミンアブソリュート

ジャスミンの花は夜に咲くため、収穫は明け方のほんの短い時間の間に、手作業によって行われます。 ジャスミンの花から抽出される花油はとても少なく、700kgの花からわずか1kgのアブソリュートしか採ることができないのだそうです。

8,000個のジャスミンの花から抽出できる精油は、たったの1ml程度だと言われています。 そのため、ジャスミンアブソリュートは王の名にふさわしく非常に高価です。

お茶としても人気

ジャスミンは、お茶としても利用されることがあります。

ジャスミン茶

 

ジャスミン茶は茉莉花の花の香りを茶葉に吸着させたもので、花茶の中でも特に有名な中国茶です。

今では健康に良いお茶というイメージもあるジャスミン茶ですが、元々は品質の落ちた茶葉に茉莉花の花の香りをつけて、茶葉を無駄にせずに飲むための工夫だったそうですよ。 現代のジャスミン茶の人気を知ったら、当時の人は驚くかもしれませんね。

沖縄のさんぴん茶

 

沖縄に行くと目にする事が多い「さんぴん茶」。 実はジャスミン茶の一種なんです。

一般的なジャスミン茶との違いとしては、さんぴん茶は緑茶葉ではなく半発酵茶葉に茉莉花の香りをつけているという点にあります。 さんぴん茶という名前は、中国語でジャスミン茶を表わす「「香片茶」(シャンピェンチャー)から来ています。

さんぴん茶の茶葉は現地沖縄産ではなくて、福建省や台湾北部で生産されたものを輸入しているのだそうです。

まとめ

昭和のヒットソングの歌詞にも印象的に使われているジャスミンティー。 その原料でもある茉莉花は、アラビアジャスミンという名前にふさわしい魅力に満ちた香りを持つ花。 その香りの優雅さから「官能的」という花言葉もあります。

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