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不倫の証拠は“電気料金”!? 妻が勘づいた「単身赴任中の夫の不倫疑惑」【前編】

  • 2023.3.1

転勤のある会社に勤務すると、家族と離れて単身赴任することになる人もいるでしょう。翔子さん(仮名・34歳)の元夫も単身赴任をしていたそうですが、とある出来事から不倫を疑うようになります。いったい何があったのか、当時の詳しい事情を聞きました。

単身赴任の夫のもとへ

「3年ほど前の話です。大手企業に勤める夫の史幸(仮名)は関西に単身赴任中で、私と小学1年生の子どもは東京の実家で暮らしていました。義両親とはマメに連絡を取り合うほど良好な関係で、生活には何も問題ありませんでした。
夫は月に一度くらいの頻度で東京に戻ってきていたのですが、仕事が忙しくて帰って来られない時期もあったんです。そこで、観光がてら子どもを連れて、夫が暮らすマンションを訪ねることにしました」

電気代の請求書に抱いた違和感

「夫が会社に行っていて留守の間に着いたのですが、マンションの合鍵は持っていたので部屋で待つことにしました。どうせ掃除もしていないだろうから、帰ってくるまで片付けをしてあげるつもりだったんです。ところが部屋に入ると、男性のひとり暮らしとは思えないほどキレイに片付いていて、不自然な感じすらしました。
テーブルの上に置いてあった電気料金の請求書を見てみると、なんと1万円近くも使っていたんです。平日の昼間は留守にしているのに、ひとり暮らしにしてはずいぶん高いなと思いましたね」

突然マンションを訪ねてみると…

「夜、夫が帰ってきてから食事に出かけ、翌日は3人で観光をして東京に戻りました。久しぶりの家族の時間を過ごせて楽しかったのですが、部屋の片付き具合や電気代に引っかかるものがあって…。もしかして女性がいるんじゃないかという疑念が拭い切れず、今度は予告なしで夫のマンションを訪ねてみることにしたんです。
翌週の土曜日、子どもを両親に預けて私はひとりで夫の単身赴任先へ。お昼ごろマンションに到着して、夫が女性と一緒にいたらどうしよう…とドキドキしながら鍵を開けて中に入りました。でも、部屋に入ると夫は留守で、先週よりも部屋が散らかっていました」

休日出勤と夫は言うものの

「家具を買ったようで、部屋にはたくさんの段ボール箱が。姿見の前にドライヤーが出しっぱなしになっていたのですが、夫はドライヤーなんて使いません。流しにはひとり暮らしとは思えない量の食器が洗って置いてあって、明らかに夫のほかに誰かいた形跡がありました。
すぐに夫に電話して“用事があってマンションに来ている”と言うと、“休日出勤なんだ。でも、もうすぐ終わるから帰るよ”と少し慌てたように言いました。そして、30分後に帰宅した夫を見てびっくり。仕事のときはいつもスーツのはずなのに、普段着だったんです。“仕事じゃなかったの?”と聞くと“外で打ち合わせだったんだ”と言うのですが、受け答えから明らかに動揺しているのがわかりました。それで、私は夫の不倫を確信したんです」

“単身赴任中の夫に不倫を疑った女性の告白”をご紹介しました。
単身赴任で監視の目が届かないのをいいことに、夫は不貞行為を働いていたよう。しかし、距離が離れていてもやはり夫婦。小さな違和感から不倫が発覚するのでしょうね。

©Yusuke Ide/Tran Van Quyet/gettyimages

文・塚田牧夫

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