デート代の割り勘に萎える…この感覚をなおすには？【奢り奢られ論争】

こんばんは！ 魑魅魍魎（ちみもうりょう）な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきです。気になる男性の行動の真意や今の恋の行方が気になってしまうこと、ありませんか？ この連載では、彼の行動の心理や恋愛としての危険度、うっかり自爆アプローチをしてしまったあとのリカバリーテクニックなどを解説します。

アラサーレディのための恋テク向上委員会

今回の相談はこちら！

「デートで割り勘を強いられると途端に萎えてしまいます。“いいな”と思っていたとしても2人で会って男性が奢ってくれないと、それだけで恋愛対象外に…。自分でもダメなことだとわかっていますし、このご時世は、男女平等が当たり前だとは重々理解しています。けれど、やっぱり割り勘だと萎えてしまう。この感覚をなおしたいのですがどうすればいいでしょうか」（29歳女性／サービス）

お悩み深刻度・・・✩✩✩（5星中3星）

これってシンプルに金銭感覚の問題で、何が正解という話ではないと思うんですよね〜。今の相談者さんは「奢られないと萎える」という価値観の持ち主だというだけで、それが「違う」と感じる男性とは、単純に相性が悪いというだけのお話。無理をして割り勘デートに合わせても、きっとうまくいかないと思うのです。
ただし忘れたくないのは、これはあくまでも“金銭感覚”のお話。つまり奢るとか奢らないとかが、愛情とは比例しない男性も多いという点ですね。
相談者さんもおっしゃっているように、割り勘デートをベースにしたい人も増えている今の時代に「奢ってくれる男性じゃないとイヤ」と言っていると、恋愛対象の範囲を狭めてしまう可能性はありますよね。でも、それを理解したうえで「私はやっぱり、奢ってくれる男性がいい！」と思うなら、そのポリシーを貫いていいと思います。
でもね、本当に好きな人や好きになれそうな人と出会ったら、奢るとか奢らないとかどうでもよくなる気もします♡ こういうお話って、究極的には“相手によって変わる”価値観だったりもしますからね。今、デートをしている男性たちに対して「奢ってくれないならイヤ」と思うなら、もはやそこまでの感情しか相手に湧かなかったという証でもあります。
だから、自分に無理をしてまで金銭感覚を相手に合わせて付き合う必要なんてないですよ〜！ いつか自然に、割り勘とか奢るとかどうでもいいや♡って思える人と出会えますように♡

書いたのは

並木まき。元市議会議員・時短美容家（一般社団法人 時短美容協会・代表理事）。20代から魑魅魍魎（ちみもうりょう）な人間模様への分析を生かし、美容や恋愛に関するコラムを女性誌を中心としたさまざまな媒体に寄稿。