1. トップ
  2. おでかけ
  3. 「びわ湖バレイ/びわ湖テラス」 滋賀随一の絶景スポットの楽しみ方を徹底解説

「びわ湖バレイ/びわ湖テラス」 滋賀随一の絶景スポットの楽しみ方を徹底解説

  • 2023.3.2

地上1100mのテラスに思わず息をのむような絶景が広がる「びわ湖バレイ/びわ湖テラス」。カフェ、アクティビティ、ロープウェイやリフトでの空中散歩など楽しみが満載の人気スポットです。事前に見どころをチェックして山頂さんぽを満喫しましょう。

「びわ湖バレイ/びわ湖テラス」ってどんな場所?

るるぶ&more.編集部

滋賀県が有する日本一の湖・びわ湖。そんなびわ湖を上から見下ろすことのできる絶景スポット「びわ湖バレイ/びわ湖テラス」は滋賀の必訪スポットです。「びわ湖バレイ」とは標高1108mの打見山と標高1174mの蓬莱山、ふたつの山頂を結ぶ一帯の総称。そこへ2016年、展望スポットとカフェを備えて加わったのが「びわ湖テラス」です。

無料利用ゾーンも!「THE MAIN」

るるぶ&more.編集部

ここへはロープウェイを使って向かうのですが、ロープウェイ山頂駅を降りてすぐの場所にあるのが、「グランドテラス」。三段構造のウッドデッキとブルーのタイルを敷き詰めた水盤がびわ湖へと続いているかのような眺望は、圧巻のひとこと!

るるぶ&more.編集部

ラグジュアリーホテルのように落ち着いた雰囲気の建物「テラスカフェ」ではフードやドリンクのオーダーが必要ですが、そのほかは無料で利用OK。ウッドデッキに置かれたベンチでのんびりくつろいだり、写真撮影を楽しんだり、斜面の散策路からびわ湖に向かってせり出す「湖空の鐘」まで足を延ばしてみたりと気ままに楽しめます。

るるぶ&more.編集部

「グランドテラス」の北側が2018年に増設された「ノーステラス」。こちらからはびわ湖北側の眺めを一望。これらグランドテラスとノーステラス、テラスカフェをあわせた一帯が「THE MAIN」です。

るるぶ&more.編集部

ノーステラスにはウェルカムドリンクや専用メニューが用意されている有料シート「インフィニティラウンジ」(1名3000円 ※小学生未満は利用不可)も。そのほかは無料エリアとなっていて、カフェスタンドのドリンクやフードを片手に、ベンチに座ってゆったり過ごすことができます。

プレミアムシートもある蓬莱山の展望台

るるぶ&more.編集部

ロープウェイ山頂駅から打見リフト、ホーライリフトの2つのリフトを乗り継いだ先にあるのが、びわ湖バレイのなかでいちばん標高の高い1174mの蓬莱山山頂。アーチ形のウッドデッキからびわ湖をはじめ、京都、大阪の街並み、日本海側の山々、空が澄んでいれば3000m級の山々が連なる南アルプスまで、360度の大パノラマが広がります。

るるぶ&more.編集部

展望台にはシェード付きのプレミアムシートがあり、無料で利用できます。さえぎるもののない眺望を前に、寝そべって空を仰いだり、持参した本を読んだり、時にはうたたねしたりと贅沢な時間を過ごしましょう。

絶景アクティビティも楽しめる!

るるぶ&more.編集部

びわ湖の眺望を独り占めできるアクティビティも人気です。尾根に張られたワイヤーロープを滑車で勢いよく滑り降りる「ジップラインアドベンチャー」夏期3900円、冬期1500円は、いちばん長いもので全長169mもあり、スリル満点。地上約5mの橋を渡る「スカイウォーカー」3300円は、初級、中級、上級の3コースが用意されているので挑戦しやすいアクティビティ。そのほか、びわ湖に向かう大きなブランコや、40種あるハンドメイドの遊具は無料で利用できます。

るるぶ&more.編集部

びわ湖テラスはこれまで春から秋までの営業でしたが、2022年の冬からはグランドテラスとテラスカフェのみ冬季営業もスタートし、雪とびわ湖の共演も楽しめるようになりました。スキーやスノーボード、雪あそびとあわせて訪れるのもいいですね。

絶景を目の前にスイーツ&グルメも堪能できる!

るるぶ&more.編集部

「びわ湖バレイ/びわ湖テラス」といえば眺望が魅力ですが、フードやドリンクも充実しています。グランドテラス前の「テラスカフェ」は、最初にオーダーを済ませ、好きなシートを選ぶセルフスタイル。晴れた日にはグランドテラスへと続く大きなパティオドアが開かれ、開放感あふれる空間になります。

るるぶ&more.編集部

テラスカフェのフードメニューは、ビーフシチューや、イタリアのミートボール「ポルペッティ」など白パンが付いた食べごたえのあるランチメニュー、「スモークサーモンとチーズのカンパーニュ」900円と「生ハムとたまごのサンド」900円の2種のカンパーニュサンドがスタンバイ。

るるぶ&more.編集部

「ジェラート」シングル500円、ダブル650円は、10種ほどから選べます。ドリンクには、滋賀県産「近江和紅茶」や「近江ほうじ茶」、「近江煎茶とレモングラス」などのほか、湖北・長浜の地ビール、湖南・栗東ワイナリーの琵琶湖ワインも揃います。

るるぶ&more.編集部

ステーキやハンバーグといったグリル料理やお酒を楽しみたいときは、ロープウェイ山頂駅に隣接するびわ湖テラスのメインダイニング「Grill Dining & Bar HALUKA」へ。2022年夏、スタイリッシュなバーカウンターを据えた大人の空間に生まれ変わりました。

るるぶ&more.編集部

カフェやダイニングのほか、気軽なカフェスタンドもあります。「ノーステラスカフェスタンド」の看板メニューのひとつ「湖空ソーダ」800円は、ブルーキュラソーのシロップに桃の果肉、スライスオレンジを添えてびわ湖を表現したオリジナルドリンクです。

るるぶ&more.編集部

ノーステラスカフェスタンドのもう一つの看板メニューは、スパイスを利かせた近江牛入りの「びわ湖ブラックカレー」1200円。小腹がすいたというときにぴったりのサイズです。

【アクセス】「びわ湖バレイ/びわ湖テラス」へはロープウェイで

るるぶ&more.編集部

「びわ湖バレイ/びわ湖テラス」へのアクセスは、公共交通機関を利用するならJR湖西線志賀駅から江若交通バスで10分ほどの「びわ湖バレイ前」下車すぐ、車の場合は湖西道路志賀ICから約5分でロープウェイ山麓駅にたどり着きます。ここからびわ湖テラスへは、15分間隔で運行するロープウェイに乗って約5分、往復で3500円です。

るるぶ&more.編集部

夏は青々とした緑、秋は紅葉が彩る山の斜面をぐんぐん進んでいくロープウェイの空中散歩。山頂駅に降り立つと、山麓との気温差を肌で感じます。年間平均で7~10℃ほど気温差があるため、冬は言うまでもありませんが、春や秋にも防寒着、夏であっても羽織るものを用意しておくと安心です。

るるぶ&more.編集部

ちなみに、ロープウェイ山麓駅前の駐車場付近は、滋賀県でも有数の桜の名所。「びわ湖バレイ/びわ湖テラス」の定期休業期間と開花が重なることもありますが、例年4月上旬から中旬にかけて約1000本の桜が咲き誇ります。

年に数回、メンテナンスのための定期休業期間があるので、でかけるときは事前に公式Webサイトでチェックしてくださいね。

■びわ湖バレイ/びわ湖テラス(びわこバレイ/びわこテラス)
住所:滋賀県大津市木戸1547-1
TEL:077-592-1155
営業時間:季節により異なる(公式Webサイトで要確認)
定休日:点検休業期間あり(公式Webサイトで要確認)
アクセス:湖西道路志賀ICから約5分

Photo:びわ湖バレイ提供画像、平田理菜子
Text:平田理菜子

●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容(酒類の提供)等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。

元記事で読む
の記事をもっとみる