1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 韓国野球史初の外国籍選手エドマンがついに代表合流!滞在期間には祖母との食事も予定【WBC2023】

韓国野球史初の外国籍選手エドマンがついに代表合流!滞在期間には祖母との食事も予定【WBC2023】

  • 2023.3.1

韓国系メジャーリーガーとしては初めて、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)(WBC)で太極マーク(韓国国旗)を身に着けることになったトミー・エドマン(27/韓国名:クァク・ヒョンス)が、ついに韓国の地を踏んだ。

エドモンは本日(3月1日)午前、仁川(インチョン)国際空港を通じて韓国へと降り立った。

空港で大勢の歓迎を受けながら入国したエドマンは、『聯合ニュース』などを通じて「こんなに多くの方が空港に来てくれるとは思わなかった。韓国代表チームに合流できて嬉しい。多くの勝利を得られるよう努力する」とし、「韓国代表でどのような役割を担うかは分からないが、自分にできる限りの能力を発揮したい」と話している。

攻守両面で韓国代表の軸に

 

韓国出身で移民者の母クァク・ギョンア氏と、アメリカ人の父のジョン・エドマン氏の間に生まれたエドマンはアメリカ国籍だが、WBCは両親の祖国から片方の国を選んで出場することができる。

そのためエドマンは昨年、韓国野球委員会(KBO)の要請を受けて韓国代表としてプレーすることになった。韓国野球の歴史上、外国籍の選手が代表に選ばれたのはエドマンが初めてだ。

(写真提供=OSEN)エドマン

2019年にセントルイス・カージナルスでメジャーデビューしたエドマンは、通算459試合で打率0.269、471安打、40本塁打、175打点、274得点、79盗塁、OPS0.732を記録している。

攻撃面では二桁本塁打、二桁盗塁を記録しており、2021年シーズンにはナ・リーグの二塁手部門でゴールデングローブを受賞するなど守備も上々だ。

そんなエドマンは韓国代表で、キム・ハソン(サンディエゴ・パドレス)と二遊間を組む見通しだ。エドマモンもキム・ハソンを「良い選手」と評価しており、二遊間コンビへの期待を示している。

(写真提供=OSEN)取材陣に囲まれるエドマン

ほかにもカージナルスでともにプレーしたことがあるキム・グァンヒョン(SSGランダース)との再会も期待した。

本日韓国を訪れたエドモンは同日、ソウル麻浦区(マポグ)に設けられた代表宿舎に移動し、2日にはソウル高尺スカイドームで行われる代表公式練習で初練習に臨む。韓国に住んでいる母方の祖母とは、トレーニング期間中に食事をする計画だという。

一方、エドマンの韓国代表合流にメジャーリーグとカージナルスの監督も期待感を示している。

メジャーリーグ公式ホームページの「MLB.com」は2月28日(日本時間)、「エドマンが27日に出国を控えているにもかかわらず、球場で練習をした」と明らかに。そしてカージナルスのオリバー・マーモル監督も「エドマンは前日(26日)オープン戦に出場し、今日(27日)荷物をまとめて空港に行ってもよかった。しかし、エドマンは今日も練習に参加した。本当に献身的な選手だ」と褒め称えた。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

Copyright @ 2018 Sportsseoul JAPAN All rights reserved.

元記事で読む
の記事をもっとみる