石巻の全部がここにある！？いしのまき元気いちば・元気食堂

こんにちは！石巻市地域おこし協力隊のお笑い芸人・清水狸です。

石巻は広いので、なかなか一度に回りきることはできません。そこで今回は、どこへ行こうか迷ってしまう、そんなあなたにおすすめの、石巻に来たら絶対に外せない観光スポットをご紹介します。

お土産買うならここ！

石巻駅から徒歩10分のところにある「いしのまき元気いちば」。旧北上川のほとりに位置し、すぐ近くには石ノ森萬画館もあります。

石巻駅から石ノ森萬画館へは石ノ森作品に登場するキャラクター像に出会える「マンガロード」があります。

元気いちばへ向かうときにもこのマンガロードを通っていくので、道中の景色もおすすめです。

海産物が有名な石巻。新鮮なお魚が揃っています。

旬のお魚がいっぱい！

お寿司もあります！美味しそう！

水槽には活あわび・活ほたて、そして殻付かきも。

生うに、なまこもあります。

石巻といえばサバ。西の関サバ、東の金華サバと呼ばれ、金華山沖で獲れるサバは金華サバというブランド魚です。脂のノリが違います。

こちらはたらこ・明太子のコーナー。あったかいごはんがほしくなりますね。

クジラのコーナーもありました。石巻はかつて捕鯨で栄えた町。今も美味しいクジラ肉を食べることができます。

マグロのカマです。大きくてびっくり！

こちらは缶詰のコーナー。ここでも金華サバは大活躍！

サバは美味しい出汁も取れます。サバだしラーメンも石巻おでんもサバの出汁であっさり且つとてもうまみが感じられます。

牡蠣やほやのおつまみのコーナー。どちらもお酒によく合います。

石巻が誇るＢ級グルメ「石巻焼きそば」もありました。焼く前から麺が茶色いという特徴があります。普通の麺と違って二度蒸ししているので茶色いのです。この麺に魚介出汁を加えて蒸し焼きにして、最後に目玉焼きをのせるのが石巻焼きそばです。

牡蠣のエキスが入った「かきあめ」と万石浦で採れた「伊達の旨塩」です。どちらも石巻の海の恵み。

海産物だけではないのが石巻。どぶ漬けからあげはタレにどぶっと漬けて味付けすることが名前の由来となった飯野川地区の郷土料理です。

こちらは「ちゃきん」です。もちもちの皮でこしあんを包んだクレープのような和菓子。石巻名物のおやつです。

野菜も美味しい石巻。「河北せり」は江戸時代から栽培されている伝統野菜です。

食べ物以外もあります。こちらはにゃんこコーナー。島民よりも猫の方が多い田代島へ行くフェリーは元気いちばのすぐ近くの堤防から出ています。

こちらはいしのまき観光大使のシンガーソングライター「萌江」さんのコーナーです。ＣＤやグッズもありました。

萌江さんが元気いちば一日店長となるイベントが行われることもあります！（前回は私も一緒にほやもやで出ました！）

旬の新鮮食材を楽しめる食堂

二階へ行ってみましょう。こちらは「いしのまき元気食堂」になっています。目の前を流れる旧北上川を眺めながら、先程元気いちばで見かけた食材を使った料理を楽しむことができます。

どれもおすすめなのですが、特におすすめしたいのが「日替わりランチ」です。

この日は…

ホヤとサーモンのマリネの冷製パスタ。

ひらめの漬け丼。

エビ・イカ・タコ・ホタテ・あさりにカニまで入ったシーフードカレー。

豪華な料理がなんと700円や800円で食べることができます。平日のみなので気づいていない観光客の方も多いのですが、ぜひ平日の石巻にも来てみてください。

石巻の味から全国の味へ

写真は石巻名産のサツマイモを販売しているときの千葉さんです

店長の千葉和芳さんにお話を伺いました。

「元気いちばは石巻を中心に三陸産の商品を1500アイテム以上取り揃えています。当初は東日本大震災で販路を失った水産加工品会社を中心に、販路の確保の為にできた場所ですが、今は石巻の特産品をＰＲする場になりました。最近は店舗だけではなく、県外にも販売して全国へＰＲしています。今後はより石巻の商品を知ってもらい、食べていただきたいです」

食の宝庫・石巻。これから全国でその名がもっととどろくかもしれません。

DATA

いしのまき元気いちば 宮城県石巻市中央二丁目11－11 http://genki-ishinomaki.com/