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日常で使っているはずなのに…。読めそうで読めない、難読漢字クイズ5問

  • 2023.3.27

いきなりですが、「愈」や「抑」をなんと読むかわかりますか?

それぞれ「いよいよ」「そもそも」と読みます。

今回は、このように日常生活で使う言葉の中から、漢字にすると読めなくなる難読漢字をご紹介します。

1.「終に」

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「おわりに」や「しゅうに」ではありません。

「終に難題を解決した」「終に書類の提出が終わった」などのように使います。

正解は「ついに」でした!

意味は次の通りです。

長い時間やさまざまな経過を経て、ある結果に達するさま。とうとう。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1129

ちなみに「ついに」は、ほかの漢字で「遂に」「竟に」とも書けます。

2.「強ち」

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「強い(つよい)」や「強(きょう)」と読むことが多い漢字ですが、「つよち」や「きょうち」ではありませんよ。

読み仮名は全部で4文字です。

「あ」からはじまる言葉を考えてみてくださいね。

正解は「あながち」でした!

「つよい」や「きょう」以外にも読み方があるなんて、驚きですね。

3.「酬いる」

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「報酬(ほうしゅう)」や「応酬(おうしゅう)」などに使われますが、「しゅういる」ではありません。

「◯◯いる」と読みますよ。

正解は「むくいる」でした!

意味は次の通りです。

①人から受けたことに対して、それに見合うだけのことをして返す。応える。むくう。
②相手から受けた仇や屈辱に対して仕返しをする。報復する。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1689

ほかの漢字では「報いる」と書くこともできます。

4.「浮腫む」

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「浮腫」は「ふしゅ」とよみますが、もちろん「ふしゅむ」ではありませんよ。

「座りっぱなしで足が浮腫む」などのように使いますよ。

正解は「むくむ」でした!

足が「浮腫む」とパンパンになってつらいですよね。

5.「辛じて」

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「辛」は「辛い(からい)」と読むことが多い漢字ですが、「からじて」ではありません。

「なんとか勝負に勝てた」「ギリギリ時間に間に合った」というようなシーンで使うことが多い言葉です。

正解は「かろうじて」でした!

正解を聞くと、たしかにそう読みそうな気がしませんか?

日常生活にも難読漢字があふれている!

「この言葉をこんな漢字で書くなんて思わなかった」というものが多かったのではないでしょうか。

私たちの身の回りには、たくさんの難読漢字があふれています。

今後もこのような難読漢字をご紹介していきますので、ぜひ楽しみにしていてください!