日本人の主食はお米です。では、フィンランド共和国の主食はなんでしょう?正解はじゃがいも。茹でたじゃがいもを潰したりスープにしたりして食べているそうです。
さて、今回は「芋」を使った難読漢字をご紹介します。
みなさんは、いくつ読めますか?
1.「芋茎」
「芋」の「茎」と書くこちらの漢字。「芋の茎」なんて食べたことがない、そもそも食べられるの?と思っている方が多いのではないでしょうか。
「芋茎」の読み仮名は3文字です。これがわかる方はすごい…!
正解は「ずいき」でした!
「ずいき」とは、そのまま「芋の茎」のことを表しています。なお、「いもがら」と読むこともできますよ。
2.「芋籠」
「芋籠」という漢字を見て、芋がいくつも連なって龍の形をしている様子を思い浮かべた方もいるかと思います。しかし、「芋籠」は「龍」とはなんの関係もありません。
ある料理の名前を表しています。
正解は「いもごみ」でした!
では、「いもごみ」の意味を調べてみましょう。
米の粉にヤマノイモをすり混ぜ、昆布で包み、たれみそで煮て、小口切りにしたもの。芋巻き。
引用:精選版 日本国語大辞典(小学館)
あまり馴染みのない食べ物ですが、なんだかとても美味しそうですね。
また、細く切ったじゃがいもを籠状の形に揚げたものを和食用語で「芋籠(いもかご)」と呼ぶそうですよ。
3.「不食芋」
「え?食べられない芋のこと?」と思ってしまうこちらの漢字。
「芋」には「さつまいも」や「じゃがいも」、「やまいも」など多くの種類がありますが、食べられないものはなかなか思い浮かびません。
一体なんと読むのでしょうか?
正解は「くわずいも」でした!
「不食芋」は毒芋として知られていますが、漢方では健胃薬として使われているそうです。
4.「家芋」
「いえいも」や「けいも」と読みたくなりますが、不正解。「家芋」には2種類の読み方があるので、よく考えてみてください。
ちなみに「いえいも」はかなり答えと近い読み方ですよ。
正解は「いえのいも」「いえついも」でした!
「いえのいも」と「いえついも」は両方とも「さといも」のことです。
5.「塊芋」
そのまま「かたまりいも」と読んだ方は不正解です!「芋」はそのまま「いも」と読んでくださいね。
読み仮名は4文字です。それでは正解を発表します。
正解は「ほどいも」でした!
「ほどいも」は「芋」という漢字が使われているものの、「芋」の仲間ではありません。
実は、マメ科の植物なんです。
何問わかった?読めたらすごい!
今回は「芋」を含む難読漢字をご紹介しました。
「芋」の名前から料理の名前までいろいろとありましたね。
難しいものが多いですが、この機会にぜひ覚えてみてはいかがでしょうか。