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ちょっと意識を変えただけで!歩くことが苦手で三日坊主の私が長続きしたウォーキングの方法【体験談】

  • 2023.3.1

運動は得意だったはずの私ですが、運動から遠ざかって早20年。昔からあまり好きでなかったウォーキングこそ、50歳を前にした今の自分にとってベストな運動だと気付き、やっと重い腰を上げてアラフィフウォーキングをスタートしました。数年前もチャレンジしましたが長続きせず大失敗! でも、今回は意識を変えるという工夫をしながら挫折もなく半年近く続いている理由をお話しします。

過去のウォーキングの挫折原因を見つける

27歳までは運動不足になりがちな主婦向けにエアロビクスを用いた健康体操のトレーナーをしていた私ですが、出産を機にやめてからもう20年以上たちます。その間、忙しい毎日に追われ運動からはずっと離れていました。

ところがアラフィフになり、体力の低下を感じるようになってきたことから毎日の運動が大切だと実感。今の自分の状態に合っている運動は何かと考えたとき、思い浮かんだのはウォーキングでした。

ウォーキングは特にレッスンを受けることもなく、ジムに通うこともなく、いつでもすぐにスタートできます。それに体への負担が少なく、お財布にもやさしい。そんなことを考えるとウォーキング以外の運動は思いつきませんでした。

そんなことからアラフィフウォーキングを始めようと思ったのです。しかし、数年前も同じようにウォーキングを始めたことがあったのですが、もともと歩くことが好きでない私にとってウォーキングは苦痛でしかなく、三日坊主で終わってしまいました。そのため、そのときの失敗の原因を考えて、今度こそ失敗しないように工夫をしようと考えたのです。

ちょっぴり意識を変えたらラクになった

以前ウォーキングに挫折したときのことを考えると、ウォーキングを1日30分からスタートしたものの、玄関を出た瞬間から気持ちが重く、心の中ではきっと拒否反応が出ていたのだと思います。スタートして少し歩くと早く帰りたくて仕方なくなり、30分間がとても長くつらい時間に感じました。

それが続かなかった原因だと考え、気楽におこなうにはどうしたらいいかを考えました。そこでまず30分間のウォーキングではなく、「15分間、自宅から歩けばいいんだ」と思うように。「15分間ならまあいいか」という思うと気楽な気分で歩くことができました。つまり私にとって30分間のウォーキングは気分が重く、15分間のウォーキングなら気楽にできる範囲内だったのです。

時計を見ながらとにかく15分間歩き、そこを折り返し点に、あとは何も考えずに自宅を目指して帰るだけ。結局30分間歩くわけですが、「15分間ウォーキングをし、あとは自宅に帰るだけ」という意識に変えるだけで気持ちがすごくラクになりました。

「ものは考えよう」ではありませんが、意識をちょっぴり変えるだけでウォーキングに対する気持ちを軽くすることに成功したのです。

15分間のウォーキングに慣れたら…

意識のコントロールで気持ちが軽くなると、自然と続けることができるようになりました。1カ月ほどたつと、体もだんだん慣れてきたので、もう少し時間を延ばしてもいいかもしれないと思えるように。

ですが、私はすぐに挫折しやすいので、調子に乗って時間を増やすとまた気持ちが重くなってしまうと思い、慎重に少しずつ延長するようにしました。そのため15分間のウォーキングから17分30秒間のウォーキングに変更。

これならさほど変わらないので気分的にも重くならず、気楽にできるだろうと思ったのです。この調子でどんどん時間を延長しようと思いましたが、無理をするといけないと思い、そのまま3カ月続けました。

そして、もう少し時間を延長しても大丈夫だと感じ、片道20分間のウォーキングに延長することに成功したのです。もちろん意識は「20分間ウォーキングをして、あとは帰るだけ」ですが、実際は40分間のウォーキングです。これは今もずっと続いていており、体力も以前より付いたように感じています。

まとめ

30分間のウォーキングでも、15分間であとは帰るだけウォーキングでも、実際は同じことだと頭ではもちろん理解しています。しかし意識が違うと、玄関を出たときの気持ちの重さはぜんぜん違います。ばかばかしいような意識コントロールですが、自分では実に良いアイデアだったと思っているのです。その証拠に現実に今まで続かなかったウォーキングが無理なく挫折せずに続いています。

そして「ああ、今日もまた行かなくちゃ~」という思いより「ちょっとだけ歩くだけで健康になれるんだわ」という気持ちのほうが強くなり、苦手なウォーキングを楽しみながらおこなえるようになりました。自分でもちょっぴり意識を変えるだけで、こんなに違うものかと驚いています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:Sakura

子どもは独立し今は夫と2人暮らし。大好きなアクセサリー作りを仕事に。収入は少ないけど好きなことなので意外と気に入っている。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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