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<モラハラ夫>「償わさせてやる! 」寝込む妻の代わりに妻の男友だちが夫の不倫を押さえようとし

  • 2023.2.28

田舎の八百屋に嫁いだユメさんは、夫・ダイと義母の言動にずっと我慢していましたが、あるとき自分の人生を生きようと決意。そんなとき、ユメさんの書いたチラシがテレビ局のスタッフの目に留まります。ユメさんはテレビ局の男性スタッフ・コースケと話すうちに、次第に「似顔絵を描きたい」という気持ちが芽生え始めました。こうして、ユメさんは八百屋の店先で似顔絵を描く仕事をスタートさせたのです。順調に似顔絵の売り上げを伸ばしていったユメさん。しかし、八百屋の店番や似顔絵、家事に育児と、頑張り過ぎたことで体調を崩してしまいます。そんな彼女をよそに、ダイは友人と麻雀旅行へ行くと嘘をついてフクフク料亭の若女将・フク美と浮気旅行に出かけていました。その様子を偶然見かけたコースケは……。

ダイとフク美の浮気を確信したコースケは、ユメさんには内緒で動き始めます。

一方、保育園には、ユメさんにハンカチを返したいと思っている男性の姿がありました。以前汚してしまったお詫びも直接伝えようとしているのですが……?

「見間違いじゃない!」ひとりで密かに証拠を押さえるコースケ

「彼女の特長は、色白で美人で笑顔がかわいくて……」

ユメさんに対して、そんな印象を抱いている男性がユメさんの息子いっ君の通う保育園にいました。どうやら借りたハンカチを渡そうとしているようですが、なかなか出会うことができずにいるようです。

ユメさんに対してどうやら好意を持っている人がコースケの他にも現れたよう。

一方、フク美との不倫旅行から帰宅したダイ。

「お前まだ治ってねぇの?」

ユメさんの体調を心配する様子もなく、会話もそこそこに何事もなかったかのように仕事を始めます。

そこへ、ダイが浮気している事実を知ってしまったコースケが訪ねてきました。
「ユメさんが体調悪いって聞いたんで差し入れだけ持ってきました」と作り笑顔でダイへ差し入れの入った袋を渡します。

この日のコースケの目的は温泉旅館で撮っておいた軽トラのナンバーを確認すること。
案の定、撮っておいた写真のナンバーと店に停まっている軽トラのナンバーは一致しましたが、これだけでは「ダイがフク美と一緒だった」という証拠にはなりません。

しかし、何とかダイとフク美が不倫している証拠を集めて、絶対に罪を償わせてやると心に決めたコースケでした……。

ユメさんが体調が悪いのを知っていながら、自分は不倫相手と遊びに行っていたダイ。そのくせ帰ってきても「お前まだ治ってないの?」なんて、あんまりな物言いですね……。嘘でもいいので、少しでもユメさんのことを気遣う素振りを見せてほしいと思ってしまいます。

そして、そんな状況をよく思っていないコースケはユメさんには何も明かさず、独自にダイとフク美の不倫の証拠を掴むために1人奔走。ユメさんのように家族だからこそ見えない部分というものもあるかもしれないので、コースケには彼にしかできない方法で証拠集めを頑張ってほしいです。


著者:マンガ家・イラストレーター イルカ

息子・ウミ君のママで、ブログにて育児マンガや体験談マンガを連載中!

ベビーカレンダー編集部

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