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愛知の紅葉ベストスポット5選―趣あふれる名所へ紅葉さんぽへ

  • 2015.11.24
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愛知県には、歴史が息づく名所と紅葉のコラボレーションが楽しめる紅葉スポットが点在しています。鮮やかに染まり、いっそう趣の増した風景を、しっとりと歩いてみませんか。

イベント満載! 雪吊りなどのライトアップが見事な「白鳥庭園」

広大な敷地に中部地方の地形をモチーフとして御嶽山や木曽川、伊勢湾を再現した池泉回遊式庭園です。約1500本の木々が見ごろとなる11/21(土)〜11/23(月)には「観楓会」と呼ばれるイベントが行われます。昼間には市民茶会や地産地消をテーマにしたマルシェ、陶芸や筆文字、押し花などの体験教室、和太鼓の演奏、生け花展など催しが盛りだくさん。

「観楓会」期間中は21:00まで延長開園。日没後は紅葉のライトアップが行われます。闇夜に浮かび上がる優美な日本庭園を鑑賞しながら、静寂に包まれた小路をしっとり歩きましょう。ライトアップが見事な「清羽亭」や冬の風物詩「雪吊り」などにぜひ注目を。池に映り込む光がとても幻想的ですよ。

白鳥庭園(しろとりていえん)

[住所]名古屋市熱田区熱田西町2-5

[TEL] 052-681-8928

[時間] 9:00〜17:00(入園は〜16:30)

【ライトアップ開催期間】

2015年11月21日(土)~12月6日(日)のライトアップ期間中は、21:00(入園は〜20:30)まで鑑賞できます。※11/24・30は休み

[入園料]300円

[HP] http://www.shirotori-garden.jp/

尾張徳川家ゆかりの日本庭園が鮮やかに染まる「徳川園」

尾張徳川家の邸宅跡に作られた「徳川園」は、清流が渓谷から海へと流れる様子を表現した池泉回遊式の日本庭園です。

秋には、「虎の尾」と呼ばれる渓流沿いをはじめ、園内にあるもみじやニシキギが紅葉し、よりいっそう趣ある風情になります。日本庭園の緑と、紅葉のコントラストが美しいですよ。12月13日(日)までは「紅葉祭」が開催され、11月29日(日)までは夜間開園とライトアップも行われます。陶器や行灯の証明でほんのり灯された園内は荘厳な雰囲気。大人の散歩にぴったりです。

また、11月23日(月)の13:30からはハープのコンサート「徳川園オータムリーブス音楽会」、28日(土)の17:30からは「星あかり観察会」が催されます。また、29日(日)13:30からの「徳川家康公没後400年特別企画」では家康公のミステリートークなどが行われます。紅葉だけでなく「徳川園」ならではの徳川家の歴史に触れることができます。

徳川家に伝わる大名道具が1万点以上展示されている「徳川美術館」も隣接しているので、併せて楽しむのもおすすめです。

徳川園(とくがわえん)

[住所]名古屋市東区徳川町1001

[TEL] 052-935-8988(徳川園事務所)

[時間] 9:30〜17:30(入園は〜17:00)

【ライトアップ開催期間】

ライトアップは、2015年11月20日(金)~29日(日)※24日(火)は休園。期間中は20:30(入園は〜20:00)まで鑑賞できます。

[入園料]300円

[HP] http://www.tokugawaen.city.nagoya.jp/

グラデーションに染まる「5色もみじ」にうっとり「香嵐渓」

愛知県豊田市にある香嵐渓では、飯盛山と巴川上流を彩る約4000本のモミジが鑑賞できます。毎年40万人もの人が訪れる、東海随一の紅葉スポットです。

巴川沿いの道を散歩しながら、紅葉のトンネルを楽しみましょう。香嵐渓は、5色に変化しながら染まっていく「五色もみじ」が有名です。「五色もみじ」を眺めるには、巴川にかかる赤い橋、待月橋がベストポジション。緑から赤までのグラデーションを一度に見ることができます。夜はライトアップも行われ、幻想的な景色が広がります。

11月30日までの「香嵐渓もみじまつり」期間中は、五平餅やフランクフルトや刀削麺などが屋台で登場。ホカホカの料理で体をあたためながら、ゆっくり紅葉が楽しめますよ。

香嵐渓のすぐ近くには、茅葺き屋根の母屋や土蔵の建物が残る「三州足助屋敷」(入場料大人300円)もあります。あわせて立ち寄ってみてくださいね。

香嵐渓(こうらんけい)

[住所]豊田市足助町飯盛

[TEL] 0565-62-1272(足助観光協会)

[時間] 香嵐渓内は常時開放

【ライトアップ開催期間】

ライトアップは2015年11月30日(月)まで毎日行われ、期間中は21:00まで楽しめます。

[入園料]無料

歴史的建築物と紅葉の見事なコラボレーション「博物館 明治村」

「博物館 明治村」は、明治時代を中心とした60以上の歴史的建造物を移築・保存する野外博物館です。国の重要文化財に指定されている「聖ヨハネ教会堂」や「三重県庁舎」をはじめ、「帝国ホテル 中央玄関」や「森鷗外・夏目漱石住宅」などをめぐりながら、明治時代にタイムスリップしたかのような気分が味わえます。

11月29日(日)までの土日祝には「あかりの明治村」と題したイベントが行われています。期間中は19時まで延長開村され、紅葉ライトアップや聖ザビエル天主堂のプロジェクションマッピングが楽しめます。また、同時開催されている「開村50周年記念 明治村あかりアート展」では、「明治」をテーマに全国から集まった「あかりのオブジェ」が歴史的建造物を幻想的に照らします。

歴史的建造物と紅葉が織りなす風情を、夜までたっぷり満喫しましょう。

博物館 明治村(はくぶつかん めいじむら)

[住所]犬山市内山1

[TEL] 0568-67-0314

[時間] 11月は9:30〜16:00(季節により変動あり)

【ライトアップ開催期間】

2015年11月29日(日)までの土曜、日曜、祝日には「あかりの明治村」として様々な“あかり”のイベントが行われ、19:00まで延長開村。※雨天中止

[入村料]大人1700円ほか

[HP]http://www.meijimura.com/

紅葉に彩られる廃線跡地を、冒険気分で散歩♪「愛岐トンネル群 秋の特別公開」

明治時代に使われていた旧国鉄中央線のトンネル群を9日間の期間限定で公開している「愛岐トンネル群 秋の特別公開」。レトロな赤レンガのトンネルと紅葉の競演を楽しみながら、普段は入れない廃線跡地をハイキングしましょう。愛知県最大級の巨木もみじにも出会えます。暗いトンネルの先に広がる紅葉は、ここならではの趣ある景色ですよ。

また、期間中にはトンネルコンサートも開催されています。異国情緒たっぷりのフォルクローレやオカリナ演奏のほか、古き良き時代を思わせる鉄道唱歌の合唱も。出店も並び、春日井の地ビールやボジョレー・ヌーボー、お弁当、スイーツなどが味わえます。

受付はJR名古屋駅から直通で約33分の、JR中央本線定光寺駅にて行われます。都心から少し足をのばして、お出かけしてみませんか。

愛岐トンネル群 秋の特別公開(あいぎとんねるぐん あきのとくべつこうかい)

[住所]春日井市玉野町 旧国鉄廃線跡地(旧国鉄中央線3号トンネル〜6号トンネル)

[TEL] 080-9492-5458(愛岐トンネル保存再生委員会)

[時間] 9:00〜15:00(最終入場は9:00〜14:00)

[入場料]100円(保険・施設整備費含む)

[HP]http://www.geocities.co.jp/ag_tunnel/index.htm

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