オールドグッチとは。人気の理由やおすすめアイテムを紹介

オールドグッチとは？意味や人気の理由

オールドグッチとは、グッチ（GUCCI）のヴィンテージアイテムのことです。ここでは、オールドグッチの詳しい意味や人気の理由を紹介します。

オールドグッチはグッチ一族が手がけたアイテム

グッチ一族が手がけた1970〜1980年代のグッチ製品をオールドグッチと呼びます。現在のグッチ製品にはグッチ一族は1人も関わっておらず、ケリング・グループの傘下として運営が行われています。グッチ一族が作っていた時代のアイテムは、レア度が高く今は見ることが少ないデザインです。

デザインやレア度が人気の理由

最近のグッチは奇抜で個性的なデザインのものが多い傾向にあります。一方、オールドグッチはカジュアルでありながら高級感があるデザインが多く、現代のグッチとは違ったデザイン性に魅力を感じる人も少なくありません。

また、オールドグッチはわずか10年の間に作られたアイテムなので、レア度が高く通常のお店では手に入りにくいです。そのため、「人と被りたくない」「個性を出したい」という人の間で人気のアイテムです。

現在のアイテムとデザインが違うので、同じグッチを持っていても個性を出せて、被る心配もないのがオールドグッチが人気の理由です。

オールドグッチと現在のグッチの違い

現在のグッチとオールドグッチではデザイン、刻印に違いがあります。では、そのデザインや刻印の違いを、オールドグッチと現在のグッチで探してみましょう。

デザイン

オールドグッチはグッチの伝統的な赤、紺、緑の3色を使ったストライプのシェリーラインや、豊富なバリエーションの金具を用いたクラシカルでレトロなデザインが特徴です。このデザインのものはオールドグッチか復刻品でしか見られません。カジュアルでありながら品のあるデザインが魅力で、グッチの世界観を演出しています。

刻印

現在のグッチの刻印は「GG」マークのダブルGが採用されています。オールドグッチはアイテムによって刻印のデザインが変わり、今では見ることができないレアな刻印が使われていました。1970年代のオールドグッチには、筆記体で「MADE IN ITALY BY GUCCI」の文字が刻印にされていて、1975年に立ち上げられた香水を取り扱う会社が販売したアイテムには、「GUCCI PARFUMS」と刻印がされています。

おすすめのオールドグッチ・復刻版アイテム4選

オールドグッチや復刻品のおすすめアイテムを紹介します。

ショルダーバッグ

シェリーラインが特徴的なグッチのショルダーバッグ。グッチのアイコンであるインターロッキングが印象的なデザインは、品がありカジュアルなシーンにも映えます。やわらかな形でコーデを問わず合わせやすいショルダーバッグです。

カードケース

ブラウンのカラーのGGスプリームがおしゃれなカードケース。ジェンダーレスなデザインで、オールドグッチのクラシックな印象を感じさせます。通勤、通学で定期を出す際に気分を上げてくれるアイテムです。

ハンドバッグ

白い生地にクラシカルな印象を漂わせるシェリーラインが魅力のハンドバッグ。2way仕様で、ショルダーベルトが付いています。品のある白のバッグが映えて、カジュアルシーンにもビジネスシーンにも使えます。人と被らないデザインが好きな人にもおすすめです。

クラッチバッグ

少し変わったグッチのロゴが印象的なクラッチバッグ。パーティーシーンに合う黒のクロコレザーが凛とした雰囲気を演出しています。中にチャックが付いていて、コインも入れられる便利なアイテムです。

オールドグッチの注意点

オールドグッチは、経年劣化や汚れがついている可能性があります。また革自体も現代の製法とは異なるので、通常のアイテムと同じお手入れをすると傷んでしまう可能性があります。そのため注意点を押さえながらお手入れをしましょう。

アイテムの状態を確認する

オールドグッチは作られてから時間が経過しているため、汚れている可能性があります。オールドグッチのGGスプリームの部分は、PVC素材(塩化ビニール素材)なので、水拭きなどを手軽に行えます。しかし金具やファスナー部分に本革を使用しているため、注意が必要です。お手入れする際は、水拭きが可能かどうかを確認しながら適切に行いましょう。

汚れている部分にあったお手入れをする

＜シェリーライン＞
伝統的なシェリーラインは汚れやすい箇所。特徴的なリボン部分には、ウールやポリエステルが使われています。また80年代に作られたものだと、ポリエステルが使われていることも少なくありません。リボン部分のお手入れはクリームなどを使用しなくても、軽く拭くだけできれいになります。ただし汚れがひどい場合は、ソフトな手洗いでお手入れしてください。

＜モノグラム＞
オールドグッチのモノグラム部分はPVC素材が使われているものが多く、汚れに強いと言われています。しかしファスナーの近くや持ち手の部分は革を使っている部分がほとんど。もしも汚れがついてしまった場合は、中性洗剤を薄めて布を濡らし拭き取ってください。自然乾燥で十分乾かしましょう。

オールドグッチの購入はリユースショップがおすすめ

オールドグッチはあまり流通していないレアなアイテムです。購入する場合は、リユースショップを利用するのがおすすめ。ここでは、リユースショップでオールドグッチを購入するメリットを紹介します。

今は手に入らないオールドグッチが手に入る可能性がある

復刻版のアイテムを除くと、正規店でオールドグッチを購入するのは不可能です。そのためオールドグッチは、リユースショップなどで購入するのがおすすめ。リユースショップでは、今では手に入らないレアなオールドグッチが販売されている可能性があります。

リユースショップを使えばサステナブルな活動につながる

リユースショップは、不要になったアイテムを他の誰かのために譲るお店です。そのためオールドグッチのように、今では手に入らないアイテムが売られていることもあります。

また近年では資源を大切にする活動が広がって、ものを永く使ったり、他の誰かのために譲ったりする活動がサステナブルな活動と言われています。したがってリユースショップを利用すると、オールドグッチを見つけられて、さらにサステナブルな活動にもつながることになります。

オールドグッチを手に入れて自分のファッションを楽しもう

オールドグッチは現在では作られていないアイテムです。ゆえに入手は難しいでしょう。しかしリユースショップなどを利用すれば、オールドグッチを手に入れられる可能性が上がります。そして永く愛用できればサステナブルな活動にもつながります。お気に入りのオールドグッチを手に入れて、自分のファッションを楽しみましょう。