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耐え忍んで生きているあなたへ!忍者に学ぶ処世術

  • 2023.2.27

コロナ禍で〝耐え忍ぶ〟ことが増えた昨今。「忍ぶ者」と書く忍者の心得は、現代社会を生き抜くヒントになるかもしれません。

修行を通して強い心と体を身につけた忍者の心得・忍者五道を参考にしてみて!

出典:リビングふくおか・北九州Web

教えてくれた人 「福岡で唯一の伊賀忍者」 鉄さん 「伊賀忍者特殊集団阿修羅」で過酷な修行を積み、現在はスタントマンとして活躍するほかアクションスクールを運営する。時々「甘味処 戦国や 立花館」(福岡県糟屋郡新宮町)で会えるかも。instagram=@tetsuya_0412

忍者五道
食事を大切にして強い心身を整えるべし

忍者にとって、食は修行と同じくらい大事な日課。低カロリー・低脂肪で、玄米やゴマ、さらに大豆などタンパク質に富んだ食事は、健康的な体作りの参考になりそうです。

生活に香りを意識して取り入れるべし

農民や商人など、さまざまな人に化ける忍者は、香りを操って、その人になりきっていました。香りには脳を活性化させる働きがあります。香りで感性を研ぎ澄ましましょう。

薬(自然科学)の知識を身につけるべし

忍者は最先端の薬学を学び、薬草などを使って薬を開発していました。健康維持の予防薬や体調を崩してしまった際に使用する治療薬など、多くの薬も携帯していました。

逆立ちで体を鍛え、疲れた時はツボを押すべし

体を作ることは、己の体を知ること。体を鍛えるためには背中や腕の筋肉、体幹を鍛える逆立ちがおすすめです。 逆立ちが難しい人は、まずは「カエル倒立」から。

出典:リビングふくおか・北九州Web

①手を肩幅につく ②ひじを膝の裏側につける ③頭を床に近づけてつま先を浮かせる

慣れたら「三点倒立」へ。

出典:リビングふくおか・北九州Web

最初は壁を使ってカエル倒立の状態から頭を地面につけて足を伸ばす ※ケガをしないように気をつけて行ってください

また、疲れた時はツボを押すといいですよ。特に背中にある「心ゆ」「肝ゆ」「脾ゆ」を意識してみましょう。ホットタオルなどで温めるのもOK。

出典:リビングふくおか・北九州Web
呼吸を意識するべし

忍者は気を静める時や、精神力を高める時などに印を結び、自己暗示をかけていました。呼吸を意識するだけでも気持ちが変わってきますよ。

「吸う」 おなかに力を入れると同時に息を吸えるだけ吸う。肩が上がらないように。

「吐く」 7割くらいまで一気に吐く。吐きながら力を抜く。

戦国時代のパワーフード!忍者の携帯メシ「兵糧丸」

軽装で何日にもわたる潜伏活動を行う忍者。少量で腹持ちが良く、保存がきく食べ物を携帯していました。簡単に手作りできるので、家で忍者気分を楽しんでみませんか。

出典:リビングふくおか・北九州Web

材料(20個分) 米粉…100g、黒すりゴマ…50g、きな粉…50g、砂糖・はちみつ・菜種油…各大さじ2、水…100cc

作り方 ①ボウルに米粉、黒すりゴマ、きな粉、砂糖を入れて混ぜ、残りの材料を加えてひとまとまりになるまでこねたら、一口大の大きさにちぎって丸める ②クッキングシートを敷いた蒸し器に①を並べ、中火で20分ほど蒸したら取り出して冷ます

出典/DELISH KITCHEN https://delishkitchen.tv/ 家族みんなが喜ぶ料理のレシピを、動画と解説でわかりやすく紹介するサイト。

「リビング北九州」2023年2月25日号掲載

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