「私も被害者です！」夫と浮気した女のあきれた言い分｜臨月で浮気されました

2023.2.26

主人公・麗子は結婚5年目で子宝に恵まれ、幸せな家族を築くことを期待していました。しかし、切迫早産となりつらい入院生活を経験し、36週を超え一時帰宅が許可された矢先、麗子は夫と知らない女がメッセージをやりとりしているのを見つけます。気づいてしまった夫の浮気。果たして麗子はどうするのでしょう。この記事では、原作：毒島麗子さん、漫画：シクさんによる漫画作品『臨月で浮気されました』電子書籍をご紹介する、試し読み企画をお送りします。※本記事は『臨月で浮気されました』から一部抜粋・編集しました。

仕事で遅くなると言っていた夫が実は浮気相手と会っていたことを知った麗子。寝ている夫を起こして問いただします。

夫は謝罪し、浮気は1回だけだと言いましたが、麗子は信じられず相手の女性を問い詰めます。しかし相手の女性は「慰謝料は払わない。私も被害者だ」と言い電話を切ると、そのままブロックされてしまいました。どうやら完全に逃げられてしまったようです…。

離婚しか考えられない麗子と、離婚はしたくないと謝罪する夫。麗子の心は不安定になってしまいました。同じ空間にいれば自然と夫の浮気を思い出してしまいますよね。そんな中でも、出産が迫ってきます。非常につらい日々だったのではないでしょうか。

浮気の追求は慎重に

夫が浮気していることを知り、夫になりすまして相手へメッセージを送ったり、電話したり。麗子はかなり大胆な行動に出ました。しかし、結果的にこの行動で相手は逃げてしまい、名前や連絡先もわからないままに…。本当の浮気の実態を聞いたり、慰謝料を受け取ったりするにあたって、相手の身元が不明なのは困りますよね。

浮気を知ったとき「自分はどうしたいか」を考えてみると、すべき行動に違いが出るとも考えられます。例えば慰謝料を得たいなら、相手の身元を知りえるのはマストですが、絶対に再構築したいなら、どうしても相手の身元を知らねばならないわけではないことも。

浮気を知り得た方がいろいろと考えなくてはならないのは理不尽ですが、自分にとって想定外な結末にならないよう、一度深呼吸して考えてみると落ち着いて対処できるかもしれません。