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整理収納アドバイザーが教える「簡単におしゃれに見える部屋づくりのコツ」

  • 2023.2.26
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整理収納アドバイザー鈴木久美子です。部屋は片付いているのになんだかスッキリしない、部屋はスッキリしているけどおしゃれじゃない、と感じている人に向けて、ちょっとしたコツでお部屋がセンス良くおしゃれに見えるポイントをご紹介します。

①色選びにこだわる

インテリアのイメージを大きく左右するのが色です。みなさんもよくご存じだと思います。

基本的には3色までに絞り、①ベースカラー、②アソートカラー(ベースカラーを引き立てる色)、③アクセントカラーを決めていきます。アクセントカラーを入れずに同じ色だけで統一されている方もいますが、少し寂しい雰囲気になりがちです。

また、家具を買う時にはしっかりと悩んで色も決めていると思いますが、暮らしの中にある様々な小物類も、インテリアの一部として色選びには慎重になってください。

インテリア小物以外でも、日用品や生活雑貨なども色を厳選して選ぶと整ってきます。

②収納を無駄に増やさない

収納をすぐに増やしたくなる人は気を付けてください。

お客様のご自宅でサポートをしていて、部屋が少し片付いてスペースが空いてきたら、ここにどんな収納が置ける、や、どんな収納グッズがいいですか?などといった声をよく聞きます。

収納計画的にどうしても必要な収納でしたら、もちろん置いてもいいのですが、空いたからとりあえず収納を置いてみよう、という感覚でカラーボックスのような安価な家具を置きだすと、統一感がなくなってしまいます。

置き家具以外でも、空いている場所を見ればフックを付ける、など100均グッズなどでとりあえず収納スペースを増やそうとする人もいます。これも見えない場所ならまだいいのですが、見えるところに収納を増やそうとしているとなんだかくつろげないお部屋になってしまいます。

余白の美しさを感じられるようになれば、センスの良い部屋に近づくはずです!

③空いている壁を飾る

なんだか物足りない雰囲気のお部屋は、壁が殺風景だという事が多いです。日本のインテリアでは壁に何かを取り付ける事に抵抗がある方が多いです。スペースが空いた壁にアートフレームを飾る、ミラーを取り付ける、モールディングなどの装飾、飾り棚を取り付けてデコレーションを配置するなど様々あります。

まずは、空いた壁に気軽にアートやミラーを掛けてみるのもおすすめです。

反対に、壁のいたるところに子どもの絵や工作、写真などを貼りすぎている人もいます。マスキングテープなどで適当に飾られていることが多いです。

子どもの写真や工作を飾ることは良いのですが、飾るなら飾る場所と配置はしっかりと決めましょう。マスキングテープで適当に貼るのではなく、フレームにしっかり入れてみるのもおすすめです。

④コード類をできるだけ見えないように工夫する

リビングには、コード類がたくさんあると思います。TVやWi-Fiなどの配線ももちろんですが、携帯の充電などもそうです。一時的に出てるコードと言いながら、それが毎日のように家族の人数分ビローンと出ていたらお部屋はスッキリしないですよね。

見えないような工夫の仕方は、場所や物によって様々ありますが、とにかく徹底的にコード類は見えないようにしてみましょう!

⑤最後に:物にこだわりを持つこと

お部屋をセンスよく、おしゃれにするためには、物の1つ1つにこだわりを持つ事が重要です。

スッキリ片づけるという事と、センス良く暮らすというのは、少し違う事だと思います。センスというのは人それぞれ違いますし、感性も違います。

例えば、本が大好きで壁一面の本棚がある人もいれば、食器が大好きでたくさん持っている人もいます。それぞれの好きをしっかりと活かして、その好きな物を好きと感じられる家がセンスが良い暮らしだな、と感じています。

ただ、意味もなく大切にもしていない物が乱雑に置かれている状態が良くないのであって、こだわりのある物が美しい状態で収納されていれば、それは素晴らしい事だと思います。意味もなく物を減らすのではなく、こだわりの物があり、暮らしが楽しめる状態がセンスの良い部屋だと思います。

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