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陶芸家のパリジェンヌ、ギャラリーのような自宅を紹介。

  • 2023.2.25

パリに暮らす、パリジェンヌのファッションやライフスタイルを紹介する連載「パリジェンヌファイル」。今回は陶芸家でモデルのアンジェル・フジェロルが登場。

ヨーロッパ最大規模を誇る、クリニャンクールの蚤の市。そこから徒歩数分のアパルトマンでボーイフレンドと暮らすアンジェル。デュプレ校時代に同じクラスで意気投合し、7年前に一緒に暮らし始めたそう。デザイナー同士のアーティスティックなカップルらしく、インテリアの随所に写真や音楽、オブジェなど、独特の世界観でデコレーションしています。サロンは広さを確保するためにワインの木箱を壁に取り付けて本やレコードの収納として活用したり、母のナタリー・レテと合作したフクロウの花器や動物のオブジェを並べてアニマルコーナーを作ったり。インスピレーション源であるムードボードには、モノクロの古い写真を飾るなど、壁を展示スペースとしてひと月に一度の割合でディスプレイを変えては、自由なアレンジを楽しんでいます。

自宅の一角をギャラリーに。

BFがコレクションしている、古い写真やポストカードを貼ったムードボード。写真左下のタイルはアンジェルとママのナタリーが、数年前に家族へのクリスマスプレゼントに作った記念のもの。

36平米とコンパクトなアパルトマンなので、広さをキープするためにワインの木箱を使って本棚に。「壁に取り付けたら、空間が広々として大満足です」

美術書やグラフィックの本、デザイン関連の本が並ぶ棚には、恐⻯や⻁、フクロウなどファンタジックなモチーフのオブジェが並ぶ。フクロウは試作品として作ったものを自宅用に。

Angèle FOUGEIROL陶芸家兼モデルパリ生まれの27歳。母は日本でも人気のアー ティスト、ナタリー・レテ。マレの名門デザイン学校、École Duperréでテキスタイルを4年専攻した後、2年間セラミックを学ぶ。現在は陶芸家として活動し、5年前からモデルも兼業している。@angelefougeirol

 

Hiroko Suzukiパリ在住のスタイリスト、ライター、ファッションコンサルタント。日本でスタイリストとしてキャリアをスタートし、渡仏。その後、長年にわたり「フィガロジャポン」をはじめ、さまざまなメディアでモードや旅などの最新情報を届ける。Instagram : @suzukichako

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