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クレカ請求額に衝撃!? 子どもの「勝手なスマホ課金」を防ぐアイデア4つ

  • 2015.11.23
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【ママからのご相談】

小学校6年生男子の母親です。先日カード会社から電話があり、「ゲーム会社に十何万円の支払いがあります」と知らされてがく然としました。私はゲームはやらないので考えられるのは息子だけです。問いただしたところ、携帯音楽プレイヤーのゲームアプリで遊んで課金し、 財布からカードを抜き取って情報を盗んで決済したとのことです。こういった場合は、支払いに応じなければならないのでしょうか?

●A. ゲーム会社によって対応は異なります。まずは問い合わせてみましょう。

ご相談ありがとうございます、ライターの渦マキです。

身に覚えのない高額請求に相談者さまも驚かれたことでしょう。まずは、ゲーム会社に今回の状況を説明してみましょう。ただ、現状ではゲーム会社や課金の状況によって、対応が変わってくることに注意が必要です。

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子どもが無断で使ってしまったクレジットカードの支払い義務は親が負うことになります。『通常は会員規約で本人が負担すると決められている』(日本クレジット協会)そうです。

実際のトラブルでは、ゲーム会社などと交渉し、請求された全額を負担せずにすむケースもあるようです。ただし、子どもの年齢や請求額、利用状況などにより、最終的に合意する負担額は「ケース・バイ・ケース」(国民生活センター)となります。

(『子供が課金ゲームで高額請求 取り消せる3条件』より)

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いずれにしても、ゲーム会社に状況を詳細に説明し、その後は相手側の判断に委ねることになります。

●支払いの実態が見えないクレジットカードの怖さ

筆者の身近なところでも、ひとりの子どもの親御さんのクレジットカード情報を使用して複数の子どもたちで課金し、合わせて数十万円の請求をされた事例がありました。

請求された親はもちろん、使用した子どもの全員の親が集まり、ゲーム会社との間でいろいろやりとりがなされました。結果的に、請求金額を人数で割って支払うことになったそうです。このことは担任に報告され、その後クレジットカードについて子どもたちに勉強させるに至りました。

自分でお金を稼ぎ管理したことがない子どもたちには、当然のことながら“お金を支払うこと”の重大さがよく分からないことでしょう。支払いの実態が見えにくいクレジットカードなどは特にそうですね。

カード支払いの仕組みは、子どもにあらかじめ説明しておいたほうがいいかもしれません。

●子どもにスマホを持たせるときの注意点4つ

ただ、こういった事件が起きるたびに疑問に思うことは、なぜ親がスマホを子どもに預けっぱなしにしておくのかということです。

親が料金を支払っているうちは、スマホや音楽プレイヤーなどは親の管理下にあり、子どもはそれを貸与されている状態だと考えてもよいのではないでしょうか。“貸与時間”をあらかじめ決めて、それ以外は親の手元に置いておくことが必須になります。

【スマホや携帯メディアを持たせるときの注意点4つ】

(1)スマホなどのメディアの場合、IDやパスワードの管理を徹底させましょう

(2)スマホなどのメディアを使ってオンライン・ゲームをさせる場合は、ゲーム内容や課金の仕組みを知っておきましょう(スマホの場合は、設定で課金とアプリのダウンロードをあらかじめオフにしておきます)

(3)アプリなどの利用方法について話し合いをしながら決めごとを作っておきましょう

(4)定期的にメディアのチェックをしましょう

また、クレジットカードの管理は、持ち主の責任です。子どもに情報を盗まれることは、親の管理不行き届きになるのです。お財布やカードなどは、子どもの目の届かない場所に置いておきましょう。

【参考リンク】

・オンラインゲーム | 国民生活センター(http://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/game.html)

・子供が課金ゲームで高額請求 取り消せる3件 | 日本経済新聞(http://www.nikkei.com/money/features/37.aspx?g=DGXMZO8419047010032015PPE001)

●ライター/渦マキ(フリーライター)

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