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<過干渉な母親>「目指したらダメ!」母に全否定された将来の夢。納得したそぶりを見せる娘の本音は?

  • 2023.2.25

小学6年生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ぷみらさんが小学校低学年の頃、母に似顔絵をプレゼントした際、「絵なんかもらってもねぇ。もう少し、生活の足しになるものだったらよかったのに」と言われたことをきっかけに、「母は何を望んでいるのか、母の“正解”は何か」と、自分の気持ちを置いてけぼりにして、母の望むことをしようとする癖がついていました。

小学6年生になり、卒業アルバムに将来の夢を書くことになったぷみらさん。自分の好きなことと繋がる職業を考え、「まんが家さん かんごしさん」と書くことに。その様子を見ていた母は、「何してるの?」とぷみらさんに尋ねます。「卒業アルバムに、将来の夢を書いている」と伝えると……。

「将来の夢は、看護師さんとマンガ家さん!」母の反応は?

※訂正:「一握りに」→「一握りの」

「マンガ家なんて、才能がある人しか食べていけないのよ。そんなの目指したらだめ。もっと堅実に生きなきゃ。アンタのために言ってるの」

母に将来の夢を伝えると、一喝されてしまったぷみらさん。

「そっか……。お母さんは私に才能がないと思ってるのか……」

ぷみらさんは、母に自分の夢を否定されてしまった複雑な心境を隠し、「そうだね」と、笑顔で母の言葉を肯定します。

そんなある日、一緒にマンガを描いて遊んでいた友だち・かなちゃんの家に遊びに行くことに。

明るく迎えてくれたお父さんに、「かなちゃん家は明るいなぁ」と感心するぷみらさん。

お父さんに、「2人は一緒にマンガを描いているんでしょ?」と聞かれたかなちゃんは、「うん! かな、将来はマンガ家になりたい!」と答えました。

母に「マンガ家なんか」と否定されたばかりのぷみらさんは、「かなちゃん、そんなこと言って大丈夫?」と焦ってしまうのでした。

母に将来の夢を話すと、「そんなの目指したらだめ」と否定されてしまったぷみらさん。笑顔で話を合わせていたものの、内心とても傷ついていたのではないでしょうか。子どもの可能性は無限大です。子どもを想うが故に、“堅実に生きてほしい”という親の気持ちもわかりますが、頭ごなしに否定することは、子どもの気持ちをないがしろにし、可能性を潰すことになってしまうかもしれません。


著者:マンガ家・イラストレーター ぷみら

HSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!

ベビーカレンダー編集部

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