濃厚な味わいの"チョリソーの赤ワイン煮"

生タイプのチョリソーやソーセージをみつけたら、ぜひつくりたい一品。コトコト煮るだけで赤ワインがひたすら進むつまみが完成します。ワインを片手に、自宅でバル気分はいかが？今回はさまざまなバル風のつまみをマドリード滞在歴14年の料理研究家、丸山久美さんに教えてもらいました。

材料のシンプルさとは裏腹に、生チョリソーからしみ出る旨味が、煮詰めて濃縮した赤ワインと混ざり合い、奥深い味わい。

おいしく飲むコツ！〈お薦め：赤ワイン〉
赤ワインの名産地であるリオハや、ガリシア、バスク、アストゥリアスなど北スペイン全域で生まれた料理。今ではスペイン全土で親しまれている。

◇材料 (2人分)

チョリソー＊：2本（生）
赤ワイン：200ml
ローリエ：2枚

＊チョリソーは生（非加熱であれば冷凍でもOK）タイプのものが最適だが、手に入らなければ加熱済みのソーセージなどで代用も可。

（1）チョリソーを切り、中火にかける
チョリソーは厚さ1cmほどの小口切りにして小鍋に入れ、ワインとローリエを加えて中火にかける。

（2）煮詰める
1が沸いたら弱火にし、赤ワインが半量以下に煮詰まるまで煮る。

ツアーコンダクターとして世界中を回った後、スペイン・マドリードで14年暮らす。2001年に帰国後は、スペインの家庭料理を中心に料理教室を主宰しながら雑誌やウェブでも活躍。著書も多数出版。

※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ豆皿つまみと小鍋つまみ」に掲載したものです。

取材:鹿野真砂美撮影:竹内章雄