「産めませんっ」モラハラ夫との子どもを妊娠。病院で告げられ動揺する私に夫は！？＜モラハラ夫＞

モラハラ夫と15年の結婚生活を送ったのち、離婚したRINさん。モラハラ夫との苦悩と忍耐の結婚生活を振り返ります。バツイチの彼と入籍すると、穏やかな人だと思っていた彼は、RINさんをバカにしたり、優位に立とうとしたり、モラハラ夫の陰がちらつき始めます。さらに夫は仕事を突然退職し、無職に。RINさんはやむを得ず結婚前に貯めていたお金を切り崩したり、パートに出たりするように。挙句には夫の借金が発覚し、RINさんは泣く泣く貯金で完済します。その後も退職と転職を短期間で繰り返す夫。家のローンが支払えないと、RINさんは夫に知らしめました。

銀行から届いたローン支払い滞納のお知らせを見た夫は、RINさんのパート代だけでは返済できないことがわかり、家が競売にかけられないよう、渋々転職。

そしてようやく生活が落ち着いてくると、夫はRINさんにとって、とんでもないことを言いだしたのです……。

産むなんてムリ！

そろそろ子どもが欲しいという夫に、RINさんは「夫婦2人の生活でもいいかなって」と答えます。これまでの夫の言動から、子どもを持つことに不安しかなかったのです。

しかし、RINさんは妊娠。念のため病院を受診しましたが、やはり妊娠していることを告げられます。RINさんは、動揺し、目には涙があふれてきました。そして、

「わたしには……ムリですっ。産めませんっ」

と泣き叫びました。病院でその後、じっくり話を聞いてもらってRINさんは帰宅します。

妊娠を喜んだ夫は、

「お義母さんに早く教えてやれよ！！ 喜ぶぞ！？」

と、RINさんにお母さんへの報告を促しますが、RINさんは暗い表情のまま……。そんなRINさんを見て、夫はやさしく声をかけました。

「子どものために働くし、協力しあって育てていこう！！」

笑顔の夫でしたが、RINさんはこの言葉に裏切られるのでした。

◇ ◇ ◇

病院で妊娠していると言われたとき、RINさんは情緒不安定だったこともあって、不安が一気に押し寄せて病室で泣いてしまったのだそうです。モラハラ夫さんに幾度となく裏切られたRINさん。夫婦2人で子育てしている未来をイメージすることはできなかったのかもしれませんね。

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著者：マンガ家・イラストレーター RIN

2児男の子ママ。モラハラ夫と15年の結婚生活を経て離婚→18歳年下夫と子連れ再婚。モラハラ元夫との過去話や、現在の年下夫と子どもたちとの毎日をマンガ化しています。

ベビーカレンダー編集部