海外へ移住した妹。差別的な発言は、子どもにも悪影響を与えていた｜私の妹が毒親です

子どものころから、癇癪(かんしゃく)・虚言癖、そして卑屈な性格…と、家族も手に負えない性格の妹・双葉。大人になっても人格は変わりませんでした。そして、自分の夫へ相談することなく、突然他国への移住を決めたと連絡が入ります…。この記事では原作・acomangaさん、漫画・ユニバーサル・パブリシングさんによる漫画作品『私の妹が毒親です』電子書籍をご紹介する、試し読み企画をお送りします。※本記事は『私の妹が毒親です』から一部抜粋・編集しました。

国際結婚をし、子どもが生まれた妹・双葉。しばらくは、日本国内で穏やかに暮らしていました。ところが突然、海外への移住を決めたと連絡が入ります。しかも、夫・マルコへはほとんど相談していません。

双葉と子どもの様子が気になり、移住先へ行くことに決めた主人公・一穂と両親。そこでの暮らしぶりは、幸せな様子とはいえないものでした。さらにマルコの行動に激怒した双葉。このあとどんな動きをするのかも、心配です。

完全に視界から外せない、妹という存在

国際結婚をした妹・双葉のところへ様子を見に行った家族。一穂は、妹と価値観が合わないと思いながらも、完全に距離を取って視界から外すことはできず、心配していることがうかがえます。双葉の子どもたちのことも気がかりなようです。双葉から暴言のようなものまで浴びせられている子どもたちは、良い環境で育っているようには見えません…。

家族という立場では、例え非常識な行動をする人であっても、縁を切るのは難しいのが現実なのかもしれません。そうはいっても、大人になってから行動を改めたり、性格を変えたりするのは本人の意思なくしてはなし得ないこと。家族の中でも、こうした家族の1人とどう向き合うかは難しいテーマであると考えさせられるエピソードでしたね。

『私の妹が毒親です』電子書籍も好評発売中

私の妹が毒親です

￥1,100〜（楽天市場）

原作：acomanga
漫画：ユニバーサル・パブリシング
出版：KADOKAWA

あなたの周りに「ものすごく意地悪な人」はいますか? 私の場合はそれが妹であり、妹は毒親になりました――。
「毒親」になるのはどういった人物なのか...狂気と困惑の「毒親」の実態を、姉妹の目線で描いたコミックエッセイ。

原作：acomanga
漫画：ユニバーサル・パブリシング
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著者：ももこ