2月23日は「大安」「天恩日」など4つの「吉日」が重なるスーパーラッキーデー！“運”を味方に付ける開運アクションは…

2月23日（木・祝）は、「大安（たいあん）」「天恩日（てんおんにち）」「神吉日（かみよしにち、かみよしび）」「母倉日（ぼそうにち）」と4つの「吉日」が重なるスーパーラッキーデー！

4つの「吉日」を解説しながら、そのパワーを味方に付けて、強運体質へ導く開運アクションを紹介します。

縁起がいい日だとされる「大安」ですが、どんなふうに縁起がいい日なのかは知らない人が多いかもしれません。

「大安」は、その日の吉凶を占う「六曜（ろくよう）」の「吉日」です。六曜とは、干支や陰陽道といった思想をもとに中国で生まれた暦に関する概念で、日本へは鎌倉時代に伝わりました。「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」と6種類があり、それが順番に巡ってきます。

六曜の中でも縁起がいい日とされる「大安」は、“大いに安し”という意味があり、その日は一日中、障害となるものがなく、何をしてもうまくいくとされています。そのため、入籍や結婚式などの慶事ごとや大きな商談、引っ越しなどに向いていると言われています。

「天恩日」は、「暦注下段（れきちゅうげだん）」というその日の吉凶を表す暦の「吉日」です。「七箇の善日（ななこのぜんにち）」という全部で7つの吉日があり、「天恩日」はその内の1つです。

「天恩日」は、天の恩恵を受けて万事が成長しやすく、全ての人が天からの徳を得られる日とされています。そのため、慶事ごとはもちろん、旅行や引っ越しなど、さまざまなことに向いているとされています。必ず5日間続くという特徴があるので、数日かかる引っ越しや、泊まりがけの旅行に出かけるのもお勧めです。

「神吉日」も、先ほど紹介した「暦注下段」の七箇の善日の1つで、神事にまつわることが吉とされる日です。この日は、神社に参拝したり、ご先祖さまのお墓参りをしたりするといいでしょう。

実は、年の半分以上が「神吉日」といわれ、それほどレアではない「吉日」なのですが、考え方を変えれば、「吉日」がそんなにたくさんあるなんてうれしいですよね！

「母倉日」も、「暦注下段」の七つの善日の1つです。母が子を育てるように、天が人を慈しむ日とされ、結婚や引っ越し、家の新築・リフォームなど、何事にも向いているとされています。それだけでなく、新しく物事を始めるには良い日でもあり、特に結婚や恋愛に関することには“ツイている”日とも言われています。

今回の「吉日」は、結婚や引っ越しなどに関することに向いているため、「あまり関係ないわ」「そんなに急に結婚式や引っ越しなんてできないよ！」と思った人もいるかもしれません。

もちろん、慶事ごとなどに向いている日ではありますが、それにあやかったことをしなくても大丈夫！とにかく明るく、ポジティブに過ごしましょう。友達や家族、パートナーと一緒に楽しい時間を過ごすだけでも十分です。

挑戦したいことがあれば、この日から始めてみるのもお勧めです。まだ挑戦したいことが決まっていない人は、この日にネットを検索してやりたいことを探したり、新しい分野の興味を見つけるために本屋さんに行ったりするのもいいでしょう。

こんなにたくさんの「吉日」が重なる日は、1年の中でもそれほどありません。そのポジティブなパワーを受け取って、楽しい1日を過ごしてくださいね。

（水浦裕美）