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密会現場のホテルで待ち伏せ! 不倫三昧の夫が震えた「30代サレ妻の執念」【後編】

  • 2023.2.22

夫が出張だと嘘をつき、通販サイトでお土産を用意してまで自分を騙していたと知った智美さん(仮名)。離婚を決意し、ついに夫への制裁へと動き出します。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、不倫三昧の夫に30代妻が下した制裁エピソードをご紹介します。

出張と偽り出かけた夫を尾行

制裁を決意した智美さんは、「出張」と言って出かけた夫を尾行して不倫の証拠を掴むことにしました。

「パソコンを見たあと、隙を見計らって夫のスマホもこまめにチェックしました。どうやら彼らは毎回同じホテルで密会しているようで、その場に乗り込めば自力で不倫の証拠をつかめると考え、尾行をすることにしたんです。
決行当日は、夫が出かけてから先回りをしてホテルに向かい、ホテルの入り口付近で待機。しばらくすると、予想どおり夫と不倫相手が手をつなぎながらホテルに向かってきたので、そこに私が乗り込んで夫を問い詰めました」

智美さんはその場でお土産の購入履歴のコピーも見せたそう。最初は言い訳をしていた夫も、すでにお取り寄せサイトのメールやLINEの履歴も証拠として押さえていることを知ると、渋々不倫の事実を認めたそうです。

離婚によって夫はどん底に

「その後の展開は早くて、私は荷物をまとめて実家で生活を始めることに。並行して夫との離婚協議を進め、最終的に相場の慰謝料をもらうことで合意をしました。弁護士を入れることなく穏便に協議離婚が成立したのはよかったです。証拠をきちんと揃えてから離婚を切り出したことで、コストをかけずに夫を納得させることができたので計画通り。
最初のうちは“離婚したくない。もう二度と不倫なんてしないから”と夫は泣きついてきましたが、私が一度の不倫でも許せない性格だと理解してからは、結婚生活を継続できないと察したようです。
慰謝料を払ったことで金銭的に困窮した夫は、すぐに不倫相手からも捨てられたそうです。本人からLINEで“自業自得だけれど不倫のせいで全てを失って、今は後悔しかありません。彼女にも振られました”と連絡がきました。私は元夫とは縁を切りましたが、彼がきちんと反省して次の幸せを掴めるくらいに更生してくれればいいなと思います」

離婚をすると決めてからは、冷静な行動が功を奏するケースが目立ちます。感情的にならずに離婚後の生活の安定を最優先に考えた行動は、早期解決へとつながるようです。智美さんのように協議離婚で慰謝料を受け取ることができれば、離婚に向けたコストの負担も少なく、新生活をスタートさせやすくなるのでしょう。

©RUNSTUDIO/mapo/gettyimages

文・並木まき

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