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<過干渉な母親>「使われないまま…」プレゼントをないがしろにする祖母。傷ついた少女は次第に!?

  • 2023.2.23

7歳のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。「ぷみらだけは、お母さんの味方でいてね」と話す母。それに応えるように、ぷみらさんは母の愚痴聞きをしていました。そして、「お母さんにもっと笑ってほしい」と考えたぷみらさんは、学校であったおもしろい話をしたり、プレゼントをしたりと、母を喜ばそうと試行錯誤します。

家族の中でも、完璧主義の祖母に目の敵にされていた母。祖母とケンカし、悲しでいた姿を目の当たりにしていたぷみらさんは、母と祖母の仲を取り持つため、「私が祖母と仲良くなれば、母との関係もよくなるかも!」と考えます。

外でいい顔をしていた祖母は、地域の人からの評判はよかったものの、家では地域の人たちを見下していました。そんな姿を見ていたため、祖母に懐くことはなかったぷみらさんですが、「母のため」と行動することに。誕生日が近い祖母にプレゼントを渡すため、何が欲しいか聞いてみると……。

「喜んでもらえた!」と安堵するも…

「ダイヤのネックレスが欲しいかな!」

笑顔で答える祖母に、「それは無理……!」と心の中でつっこむぷみらさん。

「もっと安いもので何かないかな……?」と尋ねると、祖母は「強いて言うなら、ボールペンかな?」と答えます。

お小遣いで買える範囲のリクエストに、張り切るぷみらさん。さまざまな文具店で、使いやすそうなボールペンを探し、祖母の誕生日を迎えました。

「おばあちゃん、誕生日おめでとう!」

プレゼントを渡すと、「ボールペン! わざわざ買ってくれたの? ありがとう」と笑顔を見せる祖母。

「よかった……! 喜んでもらえた……!」

祖母に自分のプレゼントを喜んでもらえたことで、母と祖母の仲が少しは改善されるかもしれないと、期待していたぷみらさん。しかし、その程度で2人の関係が変わるこはありませんでした。

そして、プレゼントしたボールペンはほとんど使われないまま、机の下に落ちていたのです。その後も、ぷみらさんは祖母に何度かプレゼントをしますが、使ってくれることはほとんどなく、そのうちプレゼントをしなくなるのでした。

祖母に「何か欲しいものはある?」と、誕生日プレゼントの希望を聞いたぷみらさん。たくさんあるボールペンの中から、使いやすそうなものを一生懸命、選びました。大切な家族に渡すプレゼントは、考える時間も楽しいですよね。皆さんは、家族にプレゼントをするとき、相手に「何が欲しい?」と希望を聞きますか? それとも、サプライズしますか?


著者:マンガ家・イラストレーター ぷみら

HSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!

ベビーカレンダー編集部

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