妹の狂気…「間違った優越感」がさらなる悲劇を生むことに｜私の妹が毒親です

子どものころから、癇癪(かんしゃく)・虚言癖、そして卑屈…と、家族にも手が負えない妹・双葉。大人になっても変わらず、人を見下すばかり。そんな双葉が、ある国への旅行にハマります。そして、間違った優越感が、さらなる悲劇を生むことに。この記事では原作・acomangaさん、漫画・ユニバーサル・パブリシングさんによる漫画作品『私の妹が毒親です』電子書籍をご紹介する、試し読み企画をお送りします。※本記事は『私の妹が毒親です』から一部抜粋・編集しました。

幼いころから攻撃的な面が目立った双葉。子どもが生まれ母親になったころから、いくらか常識的な行動をするようになり、家族は一安心していました。

ところが、家族で旅行へ行ったとき、再び双葉の狂気が爆発。さらに、夫に対する差別的な物言いまで。いくら家族でも、超えてはならない一線がありますよね。

子どもたちは大人の様子を見ている

妹・双葉の物言いは理不尽で、相手を侮辱するような言葉を並べたものです。周囲の家族もショックを受け、制止しているのがわかりますが、妹は言動のまずさには気づいていないように見えます。

そして、こうしたシーンを目の当たりにしている子どもたちは、自分の親や家族の様子をよく見ています。親があまりにも理不尽な言動で周囲を困らせているシーンを目の当たりにするのは、子どもにとってつらいことでしょう。周囲の大人も含め、つらいシーンにさらされてしまった子どもの心のケアにも目を向けたいところですね。

『私の妹が毒親です』電子書籍も好評発売中

私の妹が毒親です

￥1,100〜（楽天市場）

原作：acomanga
漫画：ユニバーサル・パブリシング
出版：KADOKAWA

あなたの周りに「ものすごく意地悪な人」はいますか? 私の場合はそれが妹であり、妹は毒親になりました――。
「毒親」になるのはどういった人物なのか...狂気と困惑の「毒親」の実態を、姉妹の目線で描いたコミックエッセイ。

原作：acomanga
漫画：ユニバーサル・パブリシング
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著者：ももこ