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ダイソーのアイテムだけで【カンタン&おしゃれに】DIYしてみた!《プロが手順を解説》

  • 2023.5.13
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筆者撮影

こんにちは!

植物の世話が苦手で、たびたび観葉植物を枯らしては落ち込んでいるDIYライターの柴野です。

観葉植物は、インテリアにとって欠かせない要素です。緑があるだけで、生活に彩りが加わる気がしますね。

最近では、100円ショップでも、観葉植物を扱っているのを目にします。どうせ植物を飾るなら、よりおしゃれな鉢に入れて育てたい…。などと考えながら、ふとダイソーのDIYコーナーに目を移したとき、目に飛び込んできた「水を加えるだけで使えるセメント」というパッケージ。これだ!と思い立ち、セメントで植木鉢のDIYに挑戦してみました。

その結果…見事、大成功! 制作作業は意外と簡単な上に、仕上がりも上々でした。セメント植木鉢の作り方をご紹介しますので、ぜひお試しくださいね!

水で練ったセメントがひと晩でカチカチに!

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筆者撮影

カンタン速硬セメント 約400g
観葉植物 各種
税込110円(全てダイソー)

必要な素材は2つだけ。他に牛乳パック(型枠用)、カッター、定規、マスキングテープ、セメントを練る容器、プラカップの道具を用意すれば、準備完了です。

今回使用するセメントは、水を加えて練るだけで使えて、花壇や外壁の補修に使用できるタイプです。

それでは早速、制作の手順を見てみましょう。

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筆者撮影

まず、牛乳やジュースなどの紙パック(内側にコーティングされているもの)で植木鉢の型枠を作ります。今回は、側面が台形を逆さにした形の鉢を作ってみました。

展開図が書けるのでしたら、かなり複雑な形状も作ることができます。

あらかじめ方眼紙などで型紙を作っておくと作業が楽に行えるでしょう。

なお、型枠でなめらかな曲線を再現することは難しいため、丸い鉢を作りたい場合は、カップ麺やカップアイス等の容器をそのまま型枠にするのがおすすめです。

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筆者撮影

切った型枠を組み立てて、マスキングテープで固定します。鉢の内側に白い面が位置するように組み立ててください。

セメントや水がもれないように、すき間ができないように、ていねいに枠を作りましょう。なお、今回は念のため、屋外用のマスキングテープを使用しました。

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筆者撮影

セメントの粉に水を入れてかき混ぜます。加える水の量は商品パッケージの記載をご確認ください。

セメントを混ぜるのに使う容器には、使い捨ての丼などがおすすめです。

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筆者撮影

全体が均一に混ざったら、先ほどの型枠にセメントを流し入れます。

今回使ったセメントは速乾タイプの商品なので、できるだけ手早く作業を進めます。

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筆者撮影

割りばしなどで中央を凹ませてから、プラカップをゆっくりと押し付けてくぼみをつくります。

この状態でひと晩放置して、固化するのを待ちます。

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筆者撮影

完全に乾いていることを確認した上で、カップと型枠を取り外します。

これで、セメントを使った植木鉢の完成です!


【セメント植木鉢の作り方】

  1. 牛乳パック等で型枠を作る
  2. 水を加えて練ったセメントを型枠に流し入れる
  3. プラカップでくぼみを作る
  4. 24時間ほど乾燥させてから、型枠を外す

 

※記事内の情報は筆者購入時および記事執筆時点の情報です。使用上の注意をよく読み、正しくお使いください。



著者:柴野 聰(しばの そう)
DIYライター。1978年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリー転向。多くのDIY実用書の制作に携わる。現在、築50年の木造戸建てをDIYでセルフリノベーションしながら生活する。