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「出産祝い、なしでいいよね?」家庭によって違うの!?義実家の常識に驚き!

  • 2023.2.22

私の実家では、家族で出産祝いを贈り合うのが常識でした。ところが、義実家に初めて長男を連れて行ったとき、義母に「出産祝いはなしでいいよね?」と言われ……。

実家からもらった出産祝い

私たち夫婦に長男が産まれたとき、両親からは10万円、姉たちからは3万円ずつ出産祝いをもらいました。両親が喜んでくれているのがわかってうれしい反面、私の実家はあまり裕福な家庭ではなかったため、「こんなにお祝いをくれてお金大丈夫なのかな……」と心配な気持ちも。

しかし、周りの友だちに聞いてみると、みんなが私と同じくらいの金額を実家、義実家からもらったと言うのです。それを聞いて「出産祝いって結構な高額をもらえるんだ」と思ったのと同時に、出産祝いは実家だけでなく、義実家からももらえるものだと思い込んでしまいました。

義実家で言われた衝撃のひと言

義両親は遠方に住んでいることもあり、ようやく義実家へ行けたのは長男が生後3カ月を過ぎたころでした。

すると、到着するなり義母は「出産祝い、なしでいいよね?」と夫に尋ねたのです。まずは何よりも孫の誕生を喜んでほしかった私は、「孫の顔を見もせずに最初に言うのがそれ?」とショックを受けました。

今思えば、私が義両親に求めていたのは出産祝いよりも『おめでとうという気持ち』だったのかもしれません。

出産祝いは当たり前じゃない

その数年後に次男が産まれましたが、当然のように義両親からの出産祝いはありませんでした。最初は驚きましたが、今では「子どもが生まれたからといって家族でお祝いを贈り合うのは当たり前ではない」と考えが改まり、私の価値観を広げてくれた良いきっかけになったと思っています。

それからは、義実家に行ったときに私の常識とはるかにズレていることがあっても、あまり気にならなくなりました。

あとから夫に話を聞くと、義母は恥ずかしがり屋の人見知りで、結婚してから数回しか会えていない私に対しても、ずっと人見知りをしているのだと知りました。息子が生まれてうれしそうにできなかったのは、義母なりの照れ隠しだったようです。

お祝いがなかったことはもう気にしていないのですが、息子と初めて会ったときの義母の態度はずっと心に引っかかっていたので、事情を知った今は、義母が息子に話しかけてくれるだけでとてもうれしくなります。

著者/きこ
作画/霜月いく

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イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 霜月いく

マンガとイラストを描いてます。

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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