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露骨な嫉妬にウンザリ? “SNS上のママ友関係”をうまく保つポイント

  • 2015.11.22
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【ママからのご相談】

幼稚園の年少に息子がいます。ママ同士の交流が多い幼稚園で、だんだんと仲の良いグループが固定されてきました。LINEでもグループを作り、Facebookでお互いの子ども同士が遊んでいる様子を投稿して、と盛んにやり取りが始まりました。 仲良くできるのはとてもうれしいことなのですが、グループの中にはLINEの返信がないとやきもきしたり、Facebookで自分以外の子たちが遊んでいるのも見ると露骨に嫉妬したりするママも。

ママ友とはこういうふうに付き合っていくものなのでしょうか。SNSでのママ同士の付き合いってどうしていますか?

●A. 適度な距離感を保った受け答えをしましょう!

ご相談ありがとうございます。ママライターのマフィーです。

保護者同士の関係は、幼稚園時代が一番濃くなりますよね。LINEのやり取りも、幼稚園時代が最高潮ではないでしょうか。子どもが小学生になると、今までが嘘だったみたいにサーッとなくなっていきます。別々の小学校に進む子も多いので、子ども同士のつながりが薄くなるとママ同士のつながりも薄くなっていきます。

なんせ、子どもあっての“ママ友”ですから。とはいえ、幼稚園の3年ないしは2年間。ママ同士の交流は嫌でもありますし、特に母親参加型が多い幼稚園では毎週のように顔を合わすことも。トラブルがあると今後の幼稚園生活が楽しくありません。では、ママ友との関係やSNSでのママ同士の付き合い方、どのようにすればいいのでしょうか。

●“ママ友”はしょせん、子どもがいないと成り立たないもの

個人的に私は、ママ友はいたほうがいいと思っています。休日に仲の良い幼稚園のお友だちと遊べると子どもはとても喜びますし、子ども関係の不安なことも聞けます。地域の情報も聞きやすいですし、参観日や行事のときにちょっとした会話ができるのもありがたく思います。

しかし、あくまで“子どものお友だちのママ”であり、“同じ幼稚園に通っている子どものママの中で比較的気が合う人”という範囲から出ることはほとんどありません。いわばママ友は子どものための友達であり、本来の意味での“私の友達”ではありません。

たまに思いのほか気が合って、子ども同士の関係が薄くなっても連絡をとりあうような“私の友達”に発展することがありますが、そんなことはまれ。多くのママ友は子どもの成長とともに疎遠になり、そのうち連絡をすることはなくなっていきます。わが家の長女は年中のときに一度転園していますが、当時のママ友で今も気軽に電話をするのは2人です。

つまりママ友なんて深刻に考えてみても、多くのママたちとは幼稚園の在園中だけの間柄。子どもがいることという前提が必要なママ友との距離は、つかめていないとトラブルの元です。

●トラブルになりにくいSNSでの付き合い方

ジャーナリストの高橋暁子さんはママ友とのトラブルになりにくいSNSでの付き合い方について、『話すときよりも表現に気をつけること』『(LINE返信できない理由に)子ども。夫、姑をうまく理由に使う』『悪口や愚痴は基本書かない』『(LINEを使うときは)自分のリズムに合わせた使い方をする』『キラキラした内容ばかりだと自慢していると思われることもあるので気をつける』……などがポイントだと話しています。

すべて、ママ友との距離をうまく取る方法ですよね。遠くもなく近くもなく、ほどよい距離感を持って、他のママたちよりも突出したことがないようにする。この距離感がうまくつかむことができなければ、近くなりすぎて相手から悪感情を抱かれたり逆に自分がモヤモヤしてしまったり。どちらにしても楽しく付き合える関係にはなれません。ママ友とのSNSは特に、公共の場だと思って接した方がいいと思います。

親密な話やプライベートな話は会ったときにするようにしましょう。

●ママ友と楽しく付き合うために

例えばママ友を、社会に出てからの女同士の付き合いと比べたとき、何が違うんだろうと考えることがあります。「女同士の付き合いは難しい」なんて言いますが、私はママ友関係の方がよっぽど気を遣っています。その理由はきっと、他人と比較する対象に、自分以外のものが多いということかなと思います。

夫の年収、夫の勤務先、持ち家の有無、マイカーの種類、子どもの容姿、子どもの成績、子どもの習い事。もちろん、ママ自身の持ち物や服装なども。自分の畑以外で比較する項目が多くなる分、子どもがいて自由にできないときがある分、他の人よりも優れた部分があるとねたみや嫉妬の対象になってしまうのかもしれません。

でもこれって特別なことではなく、ほとんどのママたちが経験していることではないでしょうか。「いいなぁ。うらやましいなぁ」私もよく思います。そこから悪い嫉妬に進むかどうかは人それぞれですが、外から見るだけでは中身までは分かりません。

最初は少し距離を取って、人柄がわかってきたら少しづつ近づいていけばいいのだと思います。

【参考リンク】

・『ママ友とのトラブルに悩んでいる』は5人に1人。「育児・教育に対する考え方の違い」がトラブル理由の半数以上 | 日本法規情報株式会社(http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000085.000006827.html)

●ライター/マフィー(ママライター)

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