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ビジネス用語「マイルストーン」とはどんな意味?その由来はローマ帝国の時代に遡る!?

  • 2023.2.20

「マイルストーン」とは、中間目標や節目地点を指すビジネス用語です。 この言葉は、ローマ帝国の時代に生まれた一里塚的存在から生まれた表現となります。

そこでここでは、この」「マイルストーン」という言葉について解説します。

「マイルストーン」とは

 

まずは「マイルストーン」がどのような言葉なのか、その意味や成り立ちについて見ていきましょう。

ビジネス用語「マイルストーン」の意味

「マイルストーン」は、プロジェクト管理の場面における中間目標や節目地点のことをあらわすビジネス用語です。 プロジェクトの進捗を管理しやすいように設けた重要なポイントや、節目となる工程を指すこともあります。

例えば、アプリ開発を例に上げてみていきましょう。 開発プロジェクトが立ち上がったら、まずは「要件定義」をし、「設計」を施したら「実装」して、「テスト」で問題が無いかチェックをしていきます。 そして、問題を解決できたら「リリース」して、「運用・保守」段階に突入します。

これらカッコ内でまとめた重要な要素を「マイルストーン」というのです。 「マイルストーン」をスケジュール管理などにおけるトピックとして把握することで、スケジュールから遅れていないかを要素ごとに把握することで全体への影響を明確に把握することができます。

「マイルストーン」の由来

「マイルストーン」というのは、道路や鉄道における起点からの距離を把握するための標識のことです。

日本における約3.9km間隔で設置された「一里塚」と同等の存在になります。 特に日本では、江戸時代に設置された江戸・日本橋を起点とする一里塚が知られています。

ヤード・ポンド法が用いられているアメリカなどでは、1マイル毎つまり約1.6Km間隔で設置された標識を「マイルストーン」と言います。 ちなみに、この「マイルストーン」の歴史は古く、ローマ帝国が紀元前120年頃に設置したものが始まりとされています。

他のビジネス用語との違い

 

ここからは「マイルストーン」と似たような言葉との違いについて見てみましょう。

プロジェクトフェーズ

「プロジェクトフェーズ」とは、作業を論理的に大きくグループ化したものです。 「フェーズ」とは、段階や局面を意味する言葉です。

ひとつの大きなプロジェクトを段階ごとにいくつかのグループに分けることや分けられた段階自体のことを指します。 また、各フェーズにおける成果物という意味でも用いられます。

タスク・TODOリストとの違い

「タスク」とは、成果を出すために行うひとつひとつの作業自体のことです。 課された業務であったり、目の前のやらなくてはならないことを指すのですが、このやらないといけないことを一覧化・メモ化したものは「TODOリスト」と呼ばれることもあります。

まとめ

「マイルストーン」は、中間目標や節目地点を意味するビジネス用語です。 プロジェクト管理の中で使用される、重要なポイントや、節目となる工程を意味する言葉です。

道路や鉄道で一定間隔で置かれる標識から来た言葉で、スケジュールに遅れがないかといったプロジェクトの進捗状況を把握するために使用されます。 今日までにDまでの工程が完了しているはずだったのに、まだCの工程までしか進んでいない。つまり●日の遅れが生じており、予算と○円際が出ることになる・・・といった把握が項目で捉えられているので事前に把握できるようになるということですね。

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