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今からでも身につく!【保育士解説】新小学1年生が入学までに練習すると良い5つのこと

  • 2023.2.20

就学準備は学用品だけではなく、学校生活で必要になる習慣を少しでも身につけておくことも大切です。小学校に通い始めたら、先生がサポートをしてくれますが、保育園や幼稚園のように手取り足取りは教えてもらえません。では入学前までに、どんなことをしておけばいいのでしょうか?この記事では、保育士歴16年のまりこ(@mamababy_cococolor)が実際に園でおこなった「小学校入学までに練習する生活習慣」を解説します。

親子で入学に向けた練習をすることのメリット

4月から小学1年生になると、子どもだけで通学し、帰宅する生活が始まります。もちろん徐々に学校生活に慣れるようなカリキュラムが組まれています。

しかし事前に親子で練習をしておくと「ここが難しいんだな」と子どもがつまずくポイントに親が気づくことができ、弱点を押さえたサポートができますよ。

親子で入学前に練習しておきたい5つのポイント

日々の生活で、親子で取り組めるように5つのポイントにわけて解説します。

生活習慣は1日では身につかないので、スモールステップを意識しておくといいですね。

1. 着替えや脱ぎはきに慣れておく

着替えやトイレ、上履きを履くなど小学校生活では「1人ですること」が増えます。よく聞くお悩みが「保育園でできていたのに、小学校に入ってできなくなった」ということ。その理由は以下のことが考えられます。

  • 小学校が制服の場合、慣れない衣服の脱ぎ着に慣れっていない
  • 脱ぐのはできても、たたむことに時間がかかる
  • 決められた時間内の着替えが難しい

意外な盲点として「時間内の脱ぎ着ができない」というパターンがあります。保育園や幼稚園ではのんびり待ってもらえても、小学校は「休み時間のうちに体操服に着替える」など時間制限があることも。

ぜひお家でも時間を意識しながら、着替えに取り組めるといいですね。

2. 身の回りの整理整頓

持ち物が増える小学生は、整理整頓ができることも大切。教科書やノート、プリントとこまごましたものは、帰宅後にどこに片付けるか決めておきましょう。

1年生はまだ教科数が少なく、ランドセルの中身を毎日入れ替えない場合もありますが、時間割に合わせて中身を自分で整えて通学するように指導されることも。もし毎日中身を入れ替えるなら、以下のような整理方法があります。

  • 帰宅後、ランドセルの中身はいったんカゴに入れ、ざっくり片づけてから翌日分を準備
  • 帰ったらランドセルの中身は空っぽにして、きっちりと本棚などに片づけて準備する

この他にもお子さんの性格や生活習慣によって、収納方法はさまざま。入学前にお子さんに合った方法を相談し、毎日片づけられるように整えておくのもいいですね。

昨今では学校に教材を置いておける学校もあるので、入学後は先生の指示に従いましょう。

3. 時間内に食事を食べきる

保育園でも年長クラスでは意識している「食事時間」ですが、おうちではどうですか?一般的には小学校の給食時間は約20分程度です。ぜひおうちでも約20分を目安に、食事時間を設定してみてくださいね。

4. 通学路を親子で確認する

小学校へ登校する方法は、地域によってさまざまです。しかし、どんな登校方法でも親子で事前練習をしておくと安心です。危険な場所や、子どもの通学時間も把握でき、いざという時の対応方法も親子で話し合うきっかけにもなります。

また学童へ通う場合は、学童の場所も一緒に確認するといいですね。

5. 登校時間にあわせて起きる練習

登校時間にあわせた生活習慣に、慣らしておきましょう。

特に起床時間は急に早めるのは難しいので、少しずつ早起きができるようになるのが理想です。入学後、在園中よりも早く起きる必要がある子は、できるだけ早く習慣づけを始めましょう。

お子さんの小学校入学への期待を大切に

この時期の年長さんは、「小学校行ったらたくさん勉強する」「ランドセル買ってもらったよ」と、期待や楽しみなことを話してくれます。

子どもが「不安はちょっぴり、楽しみはいっぱい」という気持ちが持ち続けられるように、大人も楽しみながら入学準備をしていってほしいと思います。

著者:まりこ

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