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『CSI:マイアミ』デルコの降板→復帰劇、“裏で起こっていたこと”をアダム・ロドリゲスがぶっちゃけ

  • 2023.2.19
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一世を風靡した『CSI:マイアミ』で、デルコがシーズン7でいなくなるも、シーズン9でカムバックした裏事情とは?(フロントロウ編集部)

アダム・ロドリゲスとテレビ局の交渉破綻、しかしその後…

2002年から2012年まで放送され、見たことがなくても名前は知っているという人も多くいるほどの大ヒットを記録したドラマ『CSI:マイアミ』。『CSI:科学捜査班』のスピンオフドラマであり、映像業界のヒットメーカーであるジェリー・ブラッカイマーが製作総指揮を執った。

マイアミデイド警察署のCSIチームで主任を務めるホレイショ・ケインや、カリー・デュケーン、さらにメーガン・ドナーなど、多くの人気キャラクターが登場した本シリーズだが、シーズン8では衝撃も走った。エリック・デルコがゲスト出演になっている…!

デルコを演じたアダム・ロドリゲスはシーズン7までレギュラーキャストだったが、それをもって降板。完全にいなくなったわけではなく、ゲスト出演でシーズン8に登場したものの、ファンが納得できるような展開ではなかった。しかし事態はすぐに好転。アダムがシーズン9からふたたびレギュラー復帰したのだ。

彼がシーズン8でレギュラー出演の契約にいたらなかったのは、契約内容においてテレビ局CBSとの交渉が上手くいなかったため。ではカムバックに際して、裏では何が起こっていたのか? 2010年当時に、アダムが米EWに裏話を明かしている。

画像: アダム・ロドリゲスとテレビ局の交渉破綻、しかしその後…

「当初の計画ではそう(シーズン8 で出演終了)でした。私がCBSと最後に話した時、私たちが求めるもとは異なっていた。しかし1つ重要だったのは、キャラクターの物語をきちんと終わらせるために戻るということです。ファンのみなさんが、デルコがレギュラーとして戻らないと知り、実際にそれを見た時、ドラマに何かが欠けていると感じたのだと思います。ファンのみなさんは、それについて大きな声をあげていましたし、CBSがそれに注意を払ってくれたことに感謝しています」

デルコがいなくなったことでファンから出た落胆の声が大きすぎた! 自分たちがドラマの展開に影響を与えたというのは、ファンにとっては嬉しいこと。そしてそれは、CBSが最初は受け入れなかった、アダムが契約に求めた内容が通ったということでもあるはず。彼の要求にCBSが応えたのかという質問で、アダムはそれを認めた。

「もちろん、それもありますね。大部分は、徹底的に話し合う気持ちが双方にあったことの影響が強かったと思います。最初は、CBSがすぐに(話し合いから)身を引きました。私もそれについて相手を攻撃するなんてしません。そういうものだったのですから。ファンのみなさんが、ドラマはデルコなしには同じではないと知らしめてくれたのだと思います。そして先ほども言いましたが、CBSはその意見に注目し、ファンが求めるようにドラマの雰囲気をキープする賢さを持っていた」

とにもかくにも、ファンがデルコを求めなければ、何も実現していなかったということ。アダムの魅力はそれほど価値のあるものだったと言える。ちなみに、アダムは現在、こちらもロングランの刑事ドラマ『クリミナル・マインド』シリーズに出演中。

(フロントロウ編集部)

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