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【京都行列店】唯一無二、米が主役の会席料理「京の米料亭 八代目儀兵衛」

  • 2023.2.20

八坂神社前、ランチタイムは大行列の人気店「京の米料亭 八代目 儀兵衛」。ですが「八代目儀兵衛」の真骨頂に夜にあり。唯一無二、夜の会席料理をご紹介します。

八坂神社前の有名店

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京都祇園のランドマーク、八坂さんと呼ばれ親しまれている八坂神社。
日中は本当に多くの観光客も訪れる、京都随一の人気スポット。

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その八坂神社のほぼお向かいに佇む「京の米料亭 八代目儀兵衛」

ランチタイムには、圧倒的に美味しい土釜たきご飯を求めて、長蛇の列ができることもで有名。

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2階はテーブル席もありますが、なんといっても八坂神社を目の前にのぞむことができる窓際のカウンター席が特等席です。

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今回は、ライブ感を楽しめる1階のカウンター席で、2023年2月から始まった「厳選コース 9,260円(税込・サ別)をいち早くご紹介します。

昼間とは違って、ダウンライト気味で大人な雰囲気が漂います。
ランチは基本予約不可ですが、夜は予約制なので待たずにいただけます。

※ランチは一回転目のみ予約可

米が主役の会席料理

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如月(2月)のお品書きです。米が主役、唯一無二のお米の会席料理です。

・米酒オリジナルライスワイン
・粥八穀米を使った如月のお粥
・米菜如月の前菜とお米のソースを京野菜に添えて~銀シャリパンとともに~
・鮨儀兵衛の「鮨米」で握った鮨
・米八寸季節の彩りを儀兵衛のお米に添えて
・口直し祇園料亭米「翁霞(おきなかすみ)」を炊くお水をひとしずく
・瞬米銀シャリの誕生
・米主菜土鍋炊飯釜「Bamboo!!」で炊いた銀座料亭米「翁霞」の銀シャリごはん
・如月の御飯のお供
盛り合わせ一口お造り五種盛り、お魚料理のお供 お肉料理のお供、ちりめん山椒、塩海苔、香の物 お味噌汁
・おこげ鯛を使ったおこげの出汁茶漬け
・甘み米如月の米甘味とお抹茶

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まずは、オリジナルライスワインから。
お米を極限まで削り落とした米酒、いわゆる日本酒ですが、びっくりとするほどフルーティで酸味が効いた味わい。
言われないとワインだと思う人も多いと思います。

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おかゆ専用の米と雑穀を使ったお粥です。
雑穀が米文化のはじまりということで、コースの始まりとかけてだされます。

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カニを使ったお粥です。カニの存在感はあるものの、とても優しく滋味深い味わいです。胃の疲れがとれような感覚に。

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へしこを使った米のソースを彩り京野菜をいただきます。いわゆるバーニャカウダのようなメニューです。

へしことは、鯖などの魚を塩漬け、米糠に漬け込んでつくるため、糠の部分で米とつながっています。

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バーニャカウダのソースは、アンチョビとクリームをベースに作るんですが、へしことオリーブオイルで作っているので、軽いけど旨味が詰まった仕上がりに。
野菜やキノコの美味しさを際立させてます。

また米を練りこんだパンもだされるので、美味しいソースも最後まで頂けます。

ソースだけでも売ってほしいくらいの完成度でした。

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つづいて鮨です。

お寿司用の粒が大きくて粘りの少ない鮨米を使っています。節分をイメージした盛り付けです。

雲子の軍艦、稲荷寿司、恵方巻です。
菜の花のからし和え、りんごのガリも添えられています。

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2月、節分ということで海老天の入った恵方巻もありました。こんなに上品な稲荷寿司は初めてでした。

またりんごのガリが絶妙な酸味と甘み、シャキシャキ食感で新発見の美味しさでした。

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ここでビールから日本酒にスイッチ。
酒器は自分で選べます。

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お米の八寸。

・河豚を使ったかぶら蒸しと餅米
・琵琶湖産の氷魚、梅肉のおろし
・牡蠣のしぐれ煮のおむすび。
・イワシの燻製オイルサーディン。

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小さい魚ですが、旨味や食感がしっかして1尾の存在感が大きい氷魚。お米と梅肉がよく合います。

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いわゆる煮え花で、お口直し。
芯が少し残った状態で、とても香りが豊か。

お米からごはんに変わる瞬間です。

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お茶碗とお漬物が運ばれてきて、メインであるごはんの炊き上がりを待ちます。
ちなみに、お茶碗も自分の好みのものを選ぶことができます。

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もう間もなくごはん炊き上がるということで、最高のごはんのお供の準備も万端です。

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メインである、ごはんが炊き上がり運ばれてきました。
蓋をあける緊張の瞬間。

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蓋をあけると、立ち上る湯気と甘い香り。
なんとも言えない多幸感に包まれます。

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完璧な炊き上がり。粒がきれいに立って、ツヤツヤの極致のような状態。

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料理人の方によそってもらいます。ワクワクしますね。

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今までのたべてきた "ごはん"史上、一番美味しいごはんになりました。こんなに香りが豊かで、ツヤツヤで、粒がたったごはんは初めてでした。食感やののど越しも最高。

少し大袈裟ですが。日本に生まれてよかったと再確認しました。

甘さ、白さ、ツヤ、粘り、食感、のど越し、香りを出すため、独自に3種類のお米をブレンドされているそうです。

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無事主役も揃い、こちらで究極のごはんセットが完成です。

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ごはんのお供チームを改めてご紹介します。

上段はお造り、左からイカとあん肝ソース、貝柱とキャビア、ヨコワの山掛かけ、鯛とカラスミ、はまち。
下段から、牛タンの低温調理、イクラ、甘鯛。

これだけごはんのお供があると、ごはんがいくらあっても足りません(笑)

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言うまでもなく、完全に美味しい組み合わせ。いくらでも食べられそうな美味しさでした(笑)

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そしてオリジナルの土釜の底には、この見事なおこげ。もはや芸術品のよう。

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ゴマ塩をかけると、またお米の甘味が引き立ちます。
パリパリと美味しい。

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おこげの残りは、お茶漬け用に。
柔らかい鯛の身とおこげ、食感のコントラストがいいですね。塩昆布もいい役割をこなしています。

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最後は水物とお抹茶で〆。
水物も大福だったりとお米つながりでぬかりなく。

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本当に唯一無二のお米の会席料理。
色物ではなく、試行錯誤を繰り返し、計算されつくさえた完成度の高さ。
お米ってこんなに美味しいんだ、こんな食べ方があるんだと、終始驚きの連続でした。

ランチだけでだけではなもったいない、儀兵衛の真骨頂はディナーのコースにあり。

ぜひ予約して伺ってください。かなりおすすめです。

店舗情報

店名:京の米料亭 八代目儀兵衛
住所:京都市東山区祇園町北側296
電話番号:075-708-8173
営業時間:11:00 ~ 15:00 ※14:00(L.O.) / 18:00〜21:00
http://www.okomeya-ryotei.net/

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