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アメリカで謎の生物が家に侵入!→歓喜する息子と恐怖する私【いきなりアメリカで子育て(20)】

  • 2023.2.18
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<アメリカで謎の生物が家に侵入!→歓喜する息子と恐怖する私>いきなりアメリカで子育て[#20]

私達が住んでいたロサンジェルスの郊外は、そのころはまだまだ自然が豊かで緑も多いところでした。

当時、我が家は小さな庭のあるタウンハウスに住んでいましたが、その庭に夕方になると小さな動物が来るようになったんです。
ガラス越しに見ると、犬でも猫でもネズミでもない、それを全部合わせたような謎の動物でした。

ある日、ふとダイニングを見ると、なんとその動物が家の中にいるではありませんか!?

「ひえ~!!どうして?これは何!?」と半分パニックな私と違い、動物が大好きな息子は「ママ、捕まえて、捕まえて」と大興奮!

動物はそのままでは外に出てはくれなさそうなので、嚙まれたりしたらまずいと思い、とりあえず洗濯カゴを上からかぶせたのです。

暴れることもなくじっとしている動物を息子は床に這いつくばって「ママ、大きいネズミさんだね~」と上機嫌。確かに顔はネズミみたいです。

口を動かす様子や、ヒゲのある顔、まだらな毛皮の模様、ネズミみたいなしっぽ、などなどをじっくり観察した息子は「この子の名前はマウシーにする!」となんと名前まで付けてしまったんです。

「家で飼いたい!」と息子が言い出すのを恐れた私は「そろそろ帰してあげようか?家でみんなが待ってるかもよ?」と提案。
出口のそばで洗濯カゴをそっと開けてその動物を外に出したのでした。

野生の動物は、狂犬病などの伝染病を持っているものもいるので、たとえ可愛いリスであっても手を出してはいけないと聞いていたのに、あんな得体のしれない動物をしばらく家にあげっぱなしだったなんて無謀だったと今になっては反省しきりです。

後から調べると、その動物はオポッサムという動物で、庭のどこかに巣を作っていたのかもしれません。(そのあともたびたび見かけました)

ハミングバードがテラスにやってきたり、コヨーテの姿や鳴き声も見聞きしたり、日本とはまた違う自然を満喫できる場所でした。

次回は、息子がアメリカへの飛行機でパジャマになる理由をご紹介します!

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