【ダイエットチョイス】体脂肪率が高い場合は、まず脂質の摂取を控えるべきである？～EICO式ダイエットのコツ（210）～

1日に「選ぶ」シーンは何回となく訪れます。そのひとつひとつの選択を間違わないことがダイエット成功へのカギ！ ダイエットコーチとして700人以上を成功へと導き、ご自身も21歳のときと出産後に２度の20㎏やせに成功したEICOさんに、さまざまなシーンでのナイスチョイス・バッドチョイスを教えていただくこのコーナー、第210回は体脂肪率と脂肪の摂取について。EICOが教えてくれる正解とは？

体脂肪率を落とそうと思ったとき、食事の脂質を減らせばよいのでしょうか？ 正しいと思うほうを選んだら、さっそくEICO式でチェック！

Aうそ！
B本当！

ナイスチョイスはＡ「うそ！」です。

体脂肪の原因は脂質より過剰な糖質。良質な脂質は適度にとりましょう
体についた脂肪は摂取した脂質が原因というわけではありません。むしろ、主な原因となっているのは糖質です。コロッケ、唐揚げ、スナック菓子など、油が多い食べものには糖質がついてくることも多いのです。余った糖質は脂質として蓄えられます。
脂質自体は、血管の修復や体内のホルモンや消化酵素の材料として必要なものであり、便のコーティングに働いて便秘予防にも役立ちます。中鎖脂肪酸（ココナッツオイル、ＭＣＴオイル）、オメガ９（オリーブオイルや菜種油など）、オメガ３（ナッツ、青魚、アマニオイル）など良質な脂質は適度にとることが必要です。避けたいのはトランス脂肪酸です。

取材・文／野上郁子 イラスト／たなかのりこ