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“雪の王国”青森を満喫。【星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル】で日常から開放される滞在を

  • 2023.2.19

人と自然とが調和する姿を描いた岡本太郎作の巨大な暖炉に迎えられる【星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル】。滝や渓流、八甲田山の散策ツアーやこけ玉作りなど、アウトドアやインドアを楽しむアクティビティが多数用意されています。日常から離れ、青森の豊かな自然に身も心も任せたくなるホテルです。

奥入瀬の自然に囲まれたリゾートホテル

青森と秋田の県境にある十和田湖から、14㎞にわたって清流が流れる奥入瀬渓流。その流れに沿って遊歩道が整備され、四季を通じて自然を満喫できる景勝地。その玄関口にあるのが星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルです。

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▲奥入瀬渓流のほとりに建つ唯一のリゾートホテル <写真提供:星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル>

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▲ロビー「森の神話」

大きな窓から望む奥入瀬の大自然を背景に、高い天井から吊るされた巨大な暖炉には、日本を代表するシュルレアリスムの巨匠岡本太郎によって、生命力あふれる人や鳥、森の妖精たちが描かれています。

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▲大自然との調和した時間を過ごすロビー。コーヒーなどのドリンクを楽しめます

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▲フロントロビーには苔の絨毯をイメージしたソファをしつらえ、奥入瀬の渓流を思わせるカーペットが敷かれます

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▲クリスマス期間は「氷瀑クリスマス」を開催

光に照らされた森の中で輝く幻想風景。2022年12月16日から25日まで、高さ約3mの氷瀑をイメージした「氷瀑クリスマスツリー」が飾られ、アイスブルーの衣装で登場する氷瀑サンタクロースなど、クリスマスウイークを盛り上げていました。

景色を満喫しながら温泉を楽しむ部屋

客室は、洋室やローベッドの置かれた和室、奥入瀬川に向いた渓流ツインと渓流和室のほか、2022年12月に完成した渓流スイートなどを用意。さらに“ペットフレンドリーホテル”として、愛犬ルームも2部屋あります。今回は、部屋でかけ流しの温泉に入ることができる人気の客室「渓流ツイン 半露天風呂付」を紹介します。

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▲4室限定「渓流ツイン 半露天風呂付」

「渓流ツイン 半露天風呂付」は、ベッドスペースと小上がりのソファゾーンがある44平米の広さ。木のぬくもりを感じられるビンテージな雰囲気に、ガラス張りのバスルームを備えます。壁のウッディなアートや、苔がモチーフのクッションなど、山岳リゾートを思わせる内装も素敵です。

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▲開放的な窓からは、奥入瀬川沿いの自然豊かな景色を楽しめます

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▲窓辺で足を延ばしてゴロゴロできる「渓流ごろんとチェア」も魅力的

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▲木のぬくもりが感じられるお風呂場には、ヒノキの湯船が置かれます

蛇口から掛け流された温泉は、湯量を調整したり加水して温度を変えられます。窓を開けば奥入瀬川の流れる音を聴きながら湯あみを楽しめます。

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▲温かい時期にはルーペが客室に用意され、日本蘚苔類学会から「日本の貴重なコケの森」に選ばれた奥入瀬散策で役立ちます

冬の絶景露天風呂

奥入瀬渓流のほぼ中央にある「馬門(まかど)岩」では、断崖から滴る水滴が少しずつ成長して巨大な氷の柱になる“氷瀑”が有名ですが、12月から3月は、大浴場の露天風呂でその氷瀑を再現した「氷瀑の湯」を楽しめます。

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▲新緑や紅葉、そして雪景色と、季節のうつろい楽しめる「氷瀑の湯」(写真は女湯の氷瀑です)

奥入瀬川を望む渓流露天風呂では2022年12月16日から2023年3月26日まで氷瀑がそびえる「氷瀑の湯」が登場。夜はライトアップして幻想的なお風呂を楽しめます。

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▲渓流露天風呂はインフィニティバスになっていて、奥入瀬川を望めます(写真は男湯)

コース設定はあなた次第!プライベートツアー

奥入瀬をはじめ、八甲田山や蔦沼の自然をたっぷり満喫するスノーシューツアーやスキーツアー、八甲田山スキー場や奥入瀬渓流温泉スキー場への送迎など、多彩なアクティビティを用意。特にスノーシューで雪の中を散策するガイドツアーは、様々な発見を楽しみながら大自然を満喫できるおすすめのアクティビティです。

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▲「国立公園 プライベートツアー」では、ガイドさんと共に奥入瀬の雪景色を巡ります

今回エントリーした有料ツアーは、1日1組6名まで限定の「国立公園 プライベートツアー」。2022年12月17日から2023年3月26日まで行なわれます。所要時間3時間のうちに、渓流の写真が撮りたい、絶景を巡りたいなど、行ってみたい場所をリクエストすると、ゲストの要望や体力レベルに合わせてガイドさんが案内をしてくれます。ペットと一緒の参加も可能。1週間前までに予約が必要です。

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▲渓流沿いをスノーシューで散策

プライベートツアーでは防寒ウエアーや帽子、靴などのレンタルもプランに含まれるので気軽に参加できます。ガイドさんが奥入瀬渓流のことを詳しく説明をしてくれるので、驚くことや関心することばかりでした。

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▲苔が有名な奥入瀬渓流。スノーシーズンでも苔を見られる場所があります

奥入瀬の見どころと言えば、森の中を流れる美しい渓流と、300種類もの苔の群生。苔好きの方には、雪のシーズンならではの楽しみ方も。氷の塊に閉じ込められた美しい“苔氷”は冬しか見られない現象です

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▲ルーペで苔を拡大して観察

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▲大自然の美に圧倒される「八甲田山樹氷スノーシューツアー」 <写真提供:星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル>

八甲田山の樹氷や蔦沼のスノーシューツアーも用意され、マイペースで巡ることができるので、森の静寂に耳をかたむけたり、時間をかけて写真を撮ったりと、想い出に残る体験が待っています。

こけ玉作りで小さな奥入瀬を自宅に!

奥入瀬は日本有数の苔の森。300種類もの苔があり、岩や倒木を包み込む苔の絨毯はとても美しく神秘的です。ここで苔ファンになる人も多いとか。とはいえ、国立公園内の特別保護地区にあるため、苔はもちろん草木の持ち帰りは厳禁です。そこでおすすめがこけ玉作り。自宅に持ち帰って楽しむことができます。

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▲好きな苗木を選んで作る「こけ玉作り体験」 ¥2,500より

「こけ玉作り」は、苔を丸めて小さな奥入瀬を表現する人気のアクティビティ。こけ玉にする苔や苗木は、奥入瀬に生息するものと同じ種類で、特別保護地区以外のものを使います。春には新緑が芽吹き、秋には紅葉して、1年を通じてさまざまな表情を楽しめます。

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▲水苔で苗木を包み、糸を巻いて固定します

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▲外側に緑色の苔のシートを巻いて、さらに糸を巻いて固定するとこけ玉が完成。最後に目玉を取り付けます

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▲左がブナ、右が楓。スタッフが丁寧に教えてくれるので、30分ほどで完成しました

苔の栽培は思いのほか簡単。自宅で水をやるうちに、ペットを飼っているような気分になって、愛着がわきますよ。※国外や離島への苔の持ち出しは防疫の点から禁止されていることもあるのでご注意ください。

神秘の光り「奥入瀬ランプ制作体験」

奥入瀬の苔をモチーフにした「奥入瀬ランプ」も、ユニークで神秘的。ひょうたんに小さな穴を無数に開けて、中から照らすと、ちょっと不思議な照明器具に変身。奥入瀬ランプ制作体験は¥5,000から。ひょうたんのサイズによって料金が異なります。

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▲奥入瀬渓流ホテルには「奥入瀬ランプ」のコーナーがあります

はじめに、サイズや形が異なるひょうたんからお気に入りの素材を選びます。ひょうたんはひとつひとつ厚さがちがい、光の灯り方や色も異なるため、棚に飾られた見本を参考にお気に入りを選びます。

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▲専用の道具で穴を開けます

制作時間は1時間ほど、作る前にどんなデザインにするか事前に考えておくとスムーズに作れます。制作中は一心不乱に作業してしまいました。

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▲完成!

LEDライト付の台座もセットになっているので、家ですぐにランプとして使えます。

無料バスツアーは大人気!

ぜひ参加したいのが、奥入瀬の自然を楽しめる無料のバスツアー。奥入瀬渓流の中ほどにある雲井の滝まで、白銀の世界をガイドさんの説明を聞きながらバスで巡るツアーです。予約は前日の18時まで。

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▲「馬門(まかど)岩」の岩肌を滴る水が凍って、氷瀑が出現。写真はまだ初期の氷瀑ですが、これからどんどん成長して太くなっていきます

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▲「雲井の滝」は2段に屈折して流れ落ちる落差25mほどもある滝。バスの車内からも見えますが、冬でも滝の近くまで行ける奥入瀬渓流屈指の人気スポットです。

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▲岩の上に積もった雪が綿帽子のように見える名所「三乱(さみだれ)の流れ」

「氷瀑ライトアップツアー」で出会う夜の絶景

こちらも2022年12月16日から2023年3月15日ま開催する無料のナイトツアー。専用のライトカーで氷瀑や氷柱を照らし、氷と光のアートを楽しめます。「千筋(ちずじ)の滝」と「馬門岩」では、下車して間近に見られるほか、写真撮影の時間もたっぷり。昼間とはちがう、宿泊者限定の幻想的な景色を楽しめます。

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▲氷瀑ライトアップツアーは1日4回。予約は当日の18時まで

青森に3軒の施設がある星野リゾート。津軽地方の風土と文化に触れる「界 津軽」と、ねぶたに代表されるお祭り空間「青森屋」、そして山と渓谷と原初の自然に囲まれた【星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル】と、それぞれ異なる個性を楽しめます。ここ奥入瀬では、豊かな自然を素敵な想い出にしてみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子 予約・問:星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/oirasekeiryu/ >

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