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ザワークラウトの酸味がアクセント!"ハンドプレスサンド"

  • 2023.2.18
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1枚にコンビーフ、もう1枚にザワークラウトをのせてオーブントースターで焼き、アツアツのところを両手で合わせてプレス。絶対おいしいに決まってる!料理研究家で、代官山の洋食店のオーナーシェフでもある坂田阿希子さんに、本格的な洋食店のサンドイッチを教わりました。

ザワークラウトの酸味がアクセント!"ハンドプレスサンド"

■“ハンドプレスサンド”のつくり方

コンビーフとザワークラウトの相性はぴったり。溶けたチーズがくっつけ役となって手だけでホットサンドがつくれる。

おいしさのコツ!
コンビーフはロシアンソースを混ぜてクリーミーで濃厚な味わいにし、ザワークラウトのキャベツは熱湯をかけてしんなりさせてから味をつけると、口当たりががぜんよくなる。

□坂田サンドの基本1

バターはもちろん、マヨネーズ、からしマヨネーズ、からしバターなどは、パンの端まできっちりと塗るのがおいしさの基本。パンとフィリングの間に壁をつくってフィリングの水分がパンにしみ込むのを防ぐ役割も。

パンの端まできっちりと塗る
パンの端まできっちりと塗る

◇材料 (2人分)

ライ麦入り食パン:4枚(8枚切り)
コンビーフ:1缶(100g)
〈ザワークラウト〉:
├ キャベツ:1/4個
├ 酢:大さじ3
├ 砂糖:大さじ2
├ 塩:小さじ2/3
├ 黒胡椒:少々
└ オリーブオイル:小さじ1/2
〈ロシアンソース〉:
├ マヨネーズ:大さじ3
├ トマトケチャップ:大さじ1
├ タバスコ:少々
├ パプリカパウダー:小さじ1/4
├ 黒胡椒:少々
└ 塩:小さじ1/3
〈からしバター〉:
├ バター:30g
└ からし:小さじ1/3
スライスチーズ:2枚(チェダー)


(1)ザワークラウトをつくる
キャベツをせん切りにしてザルに入れ、熱湯を回しかけてさっと混ぜ合わせ、しんなりさせる。

ザワークラウトをつくる
ザワークラウトをつくる

(2)調味料と和える
まだ温かいうちに水気を絞ってボウルに移し、酢、砂糖、塩を加えて混ぜ合わせ、胡椒、オリーブオイルを加えて手で混ぜる。

調味料と和える
調味料と和える

(3)コンビーフとソースを混ぜる
コンビーフはほぐして別のボウルに入れる。ロシアンソースの材料を混ぜ合わせてコンビーフに加えて混ぜる。

コンビーフとソースを混ぜる
コンビーフとソースを混ぜる

(4)からしバターを塗る
からしバターの材料を混ぜ合わせてパンに塗り、2枚一組にする。1枚にザワークラウトをのせ、もう1枚に3のコンビーフをたっぷりと塗る。

からしバターを塗る
からしバターを塗る

(5)チーズをのせる
コンビーフの上にチーズを1枚ずつのせる。切るなどしてパンのサイズに合わせて調整を。

チーズをのせる
チーズをのせる

(6)焼く
すべてのパンをオーブントースターに入れ、コンビーフの上のチーズが溶けるまで焼く。

焼く
焼く

(7)パンを手に持つ
コンビーフのパン、ザワークラウトのパンを左右の手でそれぞれ持つ。

パンを手に持つ
パンを手に持つ

(8)仕上げ
両手を合わせてギュッと押し、フィリング同士をくっつけ、切り分ける。

仕上げ
仕上げ
完成
完成

――教える人

「坂田阿希子 料理研究家」

フランス菓子店やフランス料理店で経験を重ね、独立。料理教室「studioSPOON」を主宰しつつ、昨秋、代官山に「洋食KUCHIBUE」をオープン。フランス料理やエスニック料理などジャンルを飛び越えておいしいものへの探究心が旺盛で、プロの手法と自らの経験を活かした生命力あふれる料理にファン多し。


※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ トーストとサンドイッチ」に掲載したものです。

文:松原京子 写真:木村 拓

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