「最近ツイてない」を浄化で心機一転！自宅で簡単、ホワイトセージを使った幸運アクション

そもそも浄化って何？

「浄化」とは、簡単に言えば汚れをとってキレイにすること。スピリチュアル的に言うと、場所や心にたまった邪気を払うことです。不用な邪気が場所や心にたまっていると、知らず知らずのうちに運気が下がってしまいます。邪気を払うために行うのが浄化です。

「最近ツイていない」「悪いことが続く」「気持ちが前向きになれない」「部屋の空気がよどんでいる」と思ったら、浄化をすべきタイミングです。浄化をする方法にはいくつかありますが、今回はホワイトセージを使った浄化法を紹介します。

ホワイトセージが浄化に効果的な理由

ホワイトセージは、アメリカ・カリフォルニア州が原産のハーブです。セージには900以上の種類があると言われていて、食用、観賞用、お香用と３つの用途に分けて使われています。お香用であるホワイトセージは、名前の通り全体的に白っぽい色をしていて、ハッカに似た爽やかで刺激のある独特な香りが特徴です。

自然を崇拝し、大地とともに生きているネイティブアメリカンの人々は、さまざまな儀式を行いながら生活をしています。そんな彼らが、“聖なるハーブ”“神聖な賢人”と呼び、約1000年以上前から儀式に使っているのがホワイトセージです。彼らは儀式に他のハーブも使用しますが、いちばん大切な儀式のときは、最も浄化力の高いホワイトセージを乾燥させたものを燻した煙を使って行います。

ホワイトセージの選び方

ホワイトセージを使って浄化をしたいと思ったら、まず乾燥したホワイトセージを用意してください。もちろん自分で育てたものを乾燥させてもいいですが、時間もかかるし、かなり面倒。通販サイトで検索すれば想像以上にたくさんの商品が出てくるので、購入したい商品を利用すれば○。商品を選ぶ際は、可能な限り無農薬で育てられたものを選ぶのがベストです。

売られているホワイトセージは、葉だけのもの、枝付き、ひもで束に結ばれた「バンドル（ワンド）」と呼ばれるものなど、いくつか種類があります。浄化力でいうと、バンドルがいちばん高いですが、一般家庭で行う場合は、葉だけや枝付きタイプでいいでしょう。

ホワイトセージを使った浄化の仕方

ホワイトセージを使って浄化をする場合、ネイティブアメリカンは乾燥したセージをアバロンシェルと呼ばれるアワビの殻の上に乗せ、火をつけて行います。この方法を、スマッジングと言います。貝殻を用意できない場合は、使わない耐熱容器や香炉で代用できます。その２つがない時は、アルミホイルでお皿の形を作り、その中に入れてもいいでしょう。

ホワイトセージにライターなどで火をつけたら、炎をすぐに消し、煙だけを出すようにします。この煙が心や場所にたまった邪気を追い出してくれると言われています。煙が落ち着いたら、浄化が完了した合図。火が自然に落ち着くまでそのまま置いておきましょう。

部屋を浄化したい場合は、部屋中に煙が行き渡るようにあおいだり、ホワイトセージが入った入れ物を持って移動したりするのも効果的です。パワーストーンを浄化する場合は、ストーンの汚れをとってから、煙を石全体に行き渡るように当ててください。

もっとカジュアルに浄化をしたい場合は、ホワイトセージのエッセンシャルオイルから作られたスプレーを使うのもお勧めです。浄化したいところにシューッと吹きかけるだけで完了です。

ホワイトセージを使って浄化する際の注意点

浄化をする際は、必ず掃除をしてから行いましょう。せっかくホワイトセージをたいても、邪気が外に出ていくための出口がなければ、家の中で移動するだけになってしまいます。窓や玄関を開け、換気扇を回しながら行いましょう。

火を使うので、火事にも注意しましょう！ホワイトセージは安定した場所に置き、紙や布など周りに燃えやすいものがないか確認してください。

最近では、芸能人や経営者なども愛用していることで知られるようになったホワイトセージ。掃除後の習慣として取り入れて、運のいい空間にしてください。

（水浦裕美）