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【2023年世界で最も安全に旅行できる都市TOP15】東京が7位にランクイン!首位はどこ?

  • 2023.2.18

旅行保険を取り扱う企業「バークシャー・ハサウェイ・トラベル・プロテクション(BHTP)」は、「2023年世界で最も安全に旅行できる都市」の調査結果を発表しました。そこで今回は、TOP15の都市をランキング形式で紹介します。それぞれの魅力や観光スポットもあわせてチェックしてみてくださいね。次に行きたい旅行先が見つかるかもしれません。

 

 

どのようにランキングを作っているのか?

BHTPの「2023年世界で最も安全に旅行できる都市」ランキングは、エクスペディアやアメリカンエキスプレスといった企業から集めた情報をもとに、旅行者に人気の29都市を選出。実際にその都市へ旅行した回答者のみに、個人的な経験に基づいた安全面の評価を求めました。

さらに、その調査結果にエコノミスト誌が2年ごとに発表している「安全な都市ランキング」、GeoSure Globalの「都市評価」、Numbeoの「現在の犯罪指数」を加味して、このランキングを作成しています。

15位:パリ(フランス)

フランスの首都パリは、「花の都」「芸術の都」と呼ばれる美しい街並みが魅力の都市です。地上330mの高さを誇る「エッフェル塔」をはじめ、世界最大の「凱旋門」、「ノートル・ダム大聖堂」など、世界的に有名なモニュメントが盛りだくさん。

また、パリに行くたびに訪れたくなる「ルーヴル美術館」には、『モナリザ』、『メデューズ号の筏』、『ミロのヴィーナス』といった名作が目白押しです。さらに、鏡の回廊、国王たちの居室といった豪華絢爛な内部を見学できる「ヴェルサイユ宮殿」も人気の観光スポット。一度は訪れたい都市ですね。

14位:ドバイ(UAE)

かつてアラビア湾の小さな漁村だったドバイは、現在では世界有数の国際都市に。世界一の超高層ビルである「ブルジュ・ハリファ」や、世界で最も高く水を噴射してパフォーマンスを披露する「ドバイ・ファウンテン」、1,200軒を超える小売店やデパートが軒を連ねる世界最大のショッピングモール「ドバイ・モール」など見どころがいっぱいです。

さらに、ドバイといえば砂漠! 車の後部座席に乗り、高速で砂漠を走り回る「デザートサファリ」や、砂丘を滑走する大興奮の「サンドボード」は人気のアクティビティになっています。

13位:ローマ(イタリア)

世界で最も人気な観光都市のひとつ、イタリアの首都ローマ。「フォロ・ロマーノ」や「コロッセオ」といったローマ帝国の遺跡のほか、「サンタンジェロ城」、「ファルネーゼ宮殿」など中世の建造物が点在し、紀元前から始まった古い街の面影を今に残しています。

加えて、嘘つきが手を入れると抜けなくなるといわれる「真実の口」、バロック様式の噴水があるダイナミックな「トレヴィの泉」もあり、見どころ満載! 少し足を延ばして、国全体が世界遺産のバチカン市国を訪れるのもいいでしょう。訪れたその日からローマに恋してしまうかもしれませんね。

12位:ホノルル(ハワイ)

活気あふれるハワイ州の州都「ホノルル」は、西はダニエル・K・イノウエ国際空港から東はハワイカイまで広範囲にわたります。リゾートエリアとは異なり、ハワイの日常が垣間見えるスポットです。

ランニングやBBQをするファミリーでにぎわう「アラモアナ・ビーチパーク」、オフィスビル、カフェやレストランのほか、ハワイ王朝時代を感じさせる歴史的建造物が点在する「ダウンタウン」、昔ながらのマーケットや漢方薬局などがある「チャイナタウン」。各地区によってまったく異なる雰囲気で、訪れるたびに新鮮な驚きを与えてくれます。

11位:バルセロナ(スペイン)

地中海に面したバルセロナは、文化、ファッションなど新しいトレンドの中心でありながらも、時が止まったような旧市街もある観光都市です。バルセロナの象徴でガウディの代表作「サグラダ・ファミリア」、サンセットが美しいことで有名な「グエル公園」、屋根の上の竜の背と、大理石の十字架をまとまった4本の煙突が印象的な「カサ・バトリョ」。

加えて、スペインで最大級の広さを誇る「カタルーニャ広場」のほか、ゴシック様式の宮殿や邸宅、教会が点在し、中世にタイムトラベルしたような気分になれる「ゴシック地区」など、一度の旅行では訪れきれないほどの魅力的な観光スポットがあります。

10位:シドニー(オーストラリア)

オーストラリアで最も有名なランドマーク「シドニー・ハーバー・ブリッジ」、船の帆のような外観が目を引く「シドニー・オペラハウス」、絵に描いたように美しい、オーストラリア屈指のサーフスポット「ボンダイ・ビーチ」など、都会と自然の両方を満喫できる都市です。

また、シドニーの中でも古い地区ロックスでは、裏路地散策を楽しめます。週末にはロックス・マーケットを開催。工芸品やハンドメイドアクセサリーを購入できます。

さらに、ぜひ訪れたいのは「王立植物園」です。数千種類の植物のほか、色とりどりの野鳥、オオコウモリ、ウォータードラゴンといった野生動物が生息しています。忘れられない旅の思い出を作ることができそうですね。

9位:ロンドン(イギリス)

イギリスの首都ロンドンは古い歴史と伝統、多様な文化が混在する、いわずと知れた人気の観光都市です。透明なカプセル型のゴンドラに乗って空中散歩を楽しめる「ロンドン・アイ」、かつて宮殿や刑務所として機能していた「ロンドン塔」、衛兵交代が見逃せない「バッキンガム宮殿」はもちろん、古今東西の文化遺産を集めた世界最大規模を誇る「大英博物館」、西洋絵画に特化した世界屈指の美術館「ナショナルギャラリー」、世界トップクラスの規模である「ロンドン自然史博物館」など、何度も訪れたくなるスポットが多数点在!

また、市内には8つの王立公園があり、中心部に位置する「ハイド・パーク」では、ジョギングやピクニック、休憩をして思い思いに過ごせます。

8位:ベルリン(ドイツ)

1989年のベルリンの壁崩壊以来、発展し続けているドイツの首都です。パリの9倍ほどの面積で、常に芸術、文化、創造性にあふれています。そんなベルリンの一番の見どころは「イーストサイド・ギャラリー」。ベルリンの壁に描かれた数多くのアートを見学できます。

また、アテネのアクロポリスの門から着想を得て建設された「ブランデンブルク門」は壮観! この門は、パリザー広場に面していて、広場の正面から東は、菩提樹が美しい並木通り「ウンター・デン・リンデン」に続いています。この通り沿いには、「ベルリン大聖堂」や、「ベルリン国立歌劇場」など歴史的な建物が点在していて、ゆっくりと歩いて観光するのにもってこいです。

7位:東京(日本)

昨年3位だった東京が7位に着地しました。とはいえ、女性の回答者のランキングでは1位に! バークシャー・ハサウェイ・トラベル・プロテクションは、調査回答者の年齢、性別、収入によって、各都市への印象が大きく異なる点を指摘しています。

伝統とイノベーションが混ざり合い、新たなカルチャーの発信地でもある東京。訪れるエリアによってまったく異なる景色を眺められたり、文化に触れられるのが魅力です。世界的に最も有名な観光スポットは、都内最古のお寺「浅草寺」。絶好の写真撮影スポットになっている「雷門」「五重塔」「宝蔵門」のほか、朱塗りの店舗が並ぶ仲見世通りなど、古き良き東京を感じることができます。宝蔵門付近からはそびえ立つ「スカイツリー」を眺めることも可能です。

6位:シンガポール

シンガポールは、半身が魚で半身がライオンという神秘的な「マーライオン」像、ホテルやショッピングモール、アートサイエンス・ミュージアムが入った「マリーナ・ベイ・サンズ」、165mの高さを誇るアジア最大の観覧車「シンガポール・フライヤー」など、多数の高層ビルや象徴的なランドマークがあるモダンな都市です。

また、多彩なローカルフードや世界各国の料理を楽しめるのもポイント。ジョー・チャット&カトン地区は、趣のあるレストランやカフェが並ぶ街です。シンガポール名物「ラクサ」を味わったり、カフェ巡りを満喫できます。

5位:ソウル(韓国)

韓国の首都ソウル。中心部には、韓国を代表する古宮のひとつ「景福宮(キョンボックン)」があり、李氏朝鮮の歴史を今に伝えます。また、ソウルといえば明洞(ミョンドン)でのショッピング。話題のコスメショップやアパレルショップ、飲食店などが立ち並び、歩いているだけで楽しいです。

さらに韓国の伝統家屋「韓屋(ハノク)」が並ぶ「北村韓屋村」も人気のスポット。韓国の伝統や文化を感じながら、ゆっくりと散策することができます。コエックス(COEX)の中心に位置する「ピョルマダン図書館」にも注目を! 吹き抜けの空間に設置された大きな本棚には本がギッシリと詰まっていて圧巻です。

4位:アムステルダム(オランダ)

オランダの首都アムステルダムは、リベラルなカルチャーが息づくユニークな都市です。2010年に世界遺産に登録された「運河」が網目状に流れています。また、アムステルダムは世界で最も美術館の密度が高く、「ゴッホ美術館」「アンネ フランクの家」のほか、世界的に有名な画家レンブラントの『夜警』がある「アムステルダム国立美術館」も!

ショッピングやお茶、食事がしたいのなら、ヨルダーン地区がおすすめです。細い路地に小さなブティックやアートギャラリー、カフェ、レストランが並び、充実したひとときを過ごせますよ。オランダの伝統的な料理に舌鼓を打つのもよさそうです。

3位:モントリオール(カナダ)

モダンとクラシックな面を併せ持つカナダのモントリオールは、「北米のパリ」と呼ばれる都市です。ランドマークは空へ伸びる2つの大きな塔が印象的な「ノートルダム大聖堂」。1829年に完成したこの聖堂はカナダで初めて建てられたゴシック・リバイバル建築で、中に入ると、美しいステンドグラスの窓や、宗教画を眺めることができます。

モントリオールの最も古い地域「モントリオール旧市街」に向かえば、迷路のように入り組んだ石畳の道が続き、ヨーロッパにいる気分に。そのほか、高級ブランドから地元のブティックまで軒を連ねるショッピングの中心「サン・カトリーヌ通り」もあり、何度訪れても新鮮な体験ができます。

2位:コペンハーゲン(デンマーク)

デンマークの首都コペンハーゲンは、環境への配慮が進んでいる都市です。「世界一の自転車都市」を目指していて、自転車専用の道路も整備されています。そんなコペンハーゲンで人気の観光スポットは、1671年〜73年につくられた人口の入江「ニューハウン」。カラフルな木造建築の建物が並び、運河沿いにはレストランやカフェが並んでいて、メルヘンな雰囲気です。

また、中心部にはオランダ・ルネッサンス様式の「ローゼンボー城」、17世紀に建てられ、コペンハーゲンの街並みを一望できる展望台「ラウンド・タワー」、世界中から集められた植物を観賞できる「コペンハーゲン大学植物園」などが点在しています。エコを意識して自転車で観光するのもよさそうですね。

1位:レイキャビク(アイスランド)

自然に囲まれたアイスランドの首都レイキャビクには、地熱を利用したスポーツセンター、ウォータースライドパーク、プール、スパなどがあり、気軽にリフレッシュできます。レイキャビクのダウンタウンから約7kmの場所には「スカイラグーン」も! 目の前に広がる大西洋を眺めながら、地熱で温められた温水に浸かることができます。

また、73mの塔が空に向かってそびえ立つ「ハットルグリムス教会」は、レイキャビクのランドマークです。ドイツ製の巨大なパイプオルガンがあることでも有名。エレベーターで塔の上までのぼれば、息を呑むほど美しい、旧市街やその先の田園地帯まで望めます。9月から4月頃にかけては、オーロラ鑑賞が可能。「グロッタ灯台」などがベストスポットになっています。

[参考]

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[All photos by Shutterstock.com]

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