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アントマンの娘役に抜擢!MCUキャシー・ラング役キャスリン・ニュートンってどんな人?【特集】

  • 2023.2.17
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MCU映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』でポール・ラッド演じるアントマン/スコット・ラングの娘キャシー・ラングを演じるキャスリン・ニュートンってどんな人?彼女のこれまでをまとめ。(フロントロウ編集部)

MCU映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』でキャシー・ラングを演じるキャスリン・ニュートン

2月17日についに公開を迎えたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の最新作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』。本作より、アントマンを演じるポール・ラッドやワスプを演じるエヴァンジェリン・リリー、ハンク・ピムを演じるマイケル・ダグラスら豪華キャスト陣に新たに加わるのが、キャスリン・ニュートン。

画像: MCU映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』でキャシー・ラングを演じるキャスリン・ニュートン

キャスリンが本作で演じるのは、ポール演じるアントマンことスコット・ラングの娘であるキャシー・ラング。本作では、量子世界に繋がる装置を作るという重要な役割を担う天才ティーンとして登場する。本作はMCUのフェーズ5の幕開けを告げる作品と位置づけられており、キャシーはフェーズ5以降の鍵を握るキーパーソンの1人と目されている。

4歳から子役として活躍!『名探偵ピカチュウ』で日本での知名度がアップ

キャスリン・ニュートンのプロフィール(生年月日・出身地・身長)

画像: キャスリン・ニュートンのプロフィール(生年月日・出身地・身長)

生年月日:1997年2月8日
出身地:アメリカ・フロリダ州オーランド
身長:165㎝

キャスリン・ニュートンのキャリア

キャスリンの子役としてのデビューは早く、4歳だった2002年に米ABCの長寿ドラマ『オール・マイ・チルドレン』に出演して、テレビ番組にデビュー。2008年から2010年にかけて放送された米CBSのドラマ『Gary Unmarried』では、メインキャストの1人であるルイーズ・ブルックス役に抜擢されて、若手俳優を対象としたヤング・アーティスト・アワードで俳優賞を2部門受賞するなど、注目を集めた。

その後、2011年にキャメロン・ディアス主演の映画『バッド・ティーチャー』に出演して長編映画デビューを果たすと、翌2012年に公開された映画『パラノーマル・アクティビティ4』では主役に抜擢。同作でもヤング・アーティスト・アワードを受賞するなど、その俳優としての実力は10代の頃から高く評価されてきた。

画像: 2011年に米ニューヨークで開催された『バッド・ティーチャー』のワールド・プレミアに出席したキャスリン・ニュートン。
2011年に米ニューヨークで開催された『バッド・ティーチャー』のワールド・プレミアに出席したキャスリン・ニュートン。

その後も『レディ・バード』や『スリー・ビルボード』などの注目映画に出演しながら、『スーパーナチュラル』や『ビッグ・リトル・ライズ』などの人気ドラマにも出演して、経験を積んでいったキャスリン。2019年には、ライアン・レイノルズがピカチュウを演じたことで話題になった映画『名探偵ピカチュウ』でルーシー・スティーヴンス役に抜擢されて、同作がきっかけでキャスリンを知ったという日本のファンも多いはず。

画像: 2019年に米ニューヨークで開催された『名探偵ピカチュウ』のUSプレミアに出席したキャスリン・ニュートン。
2019年に米ニューヨークで開催された『名探偵ピカチュウ』のUSプレミアに出席したキャスリン・ニュートン。

同じ2019年にはNetflixのオリジナルシリーズ『ザ・ソサエティ』で主役に抜擢されたほか、2021年に公開されたホラー映画『ザ・スイッチ』にも主演。映画/ドラマ界で最も勢いのある若手俳優の1人となっていった。

ゴルフの腕前がプロ級!『アントマン』俳優もゴルフ仲間

そんなキャスリンは俳優として活動しながら、幼い頃からゴルフにも真剣に取り組んできた。その腕前はハリウッド随一で、なんと18ホールのベストスコアは69。

画像: ©️Kathryn Newton/Instagram

2012年には、ゴルフの4大大会の1つである全米女子オープンゴルフ選手権への出場を目指していたものの、主役に抜擢された『パラノーマル・アクティビティ4』に専念するため、出場を諦めたという過去がある。とはいえ、キャスリンは俳優業と並行しながらゴルフを続けており、撮影現場には、キャスリンのために練習スペースが設けられたこともあったという。

キャスリンはGolf Digestに次のように明かしている。「『パラノーマル・アクティビティ4』の時には、球を打てるようにネットを用意してくれました。特に最高だったのは、カナダで『スーパーナチュラル』を撮影していた時で、ゴルフ練習場でロケをしたのですが、撮影の合間にゴルフを楽しめたんです。まさに夢のようなお仕事でしたね」。

画像: 2022年9月にスコットランドにて開催された、プロアマ大会であるアルフレッド・ダンヒル・リンクス選手権に出場したキャスリン・ニュートン。
2022年9月にスコットランドにて開催された、プロアマ大会であるアルフレッド・ダンヒル・リンクス選手権に出場したキャスリン・ニュートン。

ちなみに、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の現場にもキャスリン用にゴルフ練習スペースを頼めば「用意してくれていたはず」だとキャスリンは米The Hollywood Reporterに語っているが、ゴルフに費やす「時間はなかった」という。その理由は、激しいアクションが求められるマーベル映画ならでは。「休憩が取れたときには、トレーラーに戻ってお昼寝をしていました。身体的に多くのことが求められる役だったので、ヒーロースーツを脱いでゴルフクラブをスイングすることすら、私にとっては負担になりえたんです」と明かした。

ビル・マーレイのMCU入りはキャスリンとのゴルフがきっかけ!?

キャスリンのゴルフ仲間には、同じく『アントマン&ワスプ:クアントマニア』でMCU入りを果たしたビル・マーレイも。キャスリンによれば、ビルがキャスティングされるよりも前に、彼とラウンドを回っていた時にマーベルの話題になったことがあったという。「『私、『アントマン』に出演するんです。きっと最高なものになると思います』って伝えたら、ビルは『へえ、マーベルねえ』という感じで」とキャスリンは米The Hollywood Reporterに語っている。

画像: ビル・マーレイのMCU入りはキャスリンとのゴルフがきっかけ!?

するとその1ヶ月後にビルから電話があり、『アントマン』新作について相談を持ちかけられたという。「『MCUに参加することについて、しばらく考えてみたんだ』ってビルが言うので、『そうなんですね』って返したら、彼から『映画に出演するために君の許可がもらいたいんだ』って言われて。『いいですよ、ビル。いいですけど、他の人にお願いして、あなたのための役があるか訊いていただいたほうがいいかもしれません。私には分からないので』って私は返しました。でも、きっとその時には既に彼はオファーを受けていて、それで私をからかおうとしたのだと思います」とキャスリンは米The Hollywood Reporterとのインタビューで振り返った。

ちなみに、『アントマン』シリーズでハンク・ピムを演じるマイケル・ダグラスもゴルフをするそうで、彼ともゴルフ仲間だという。

キャスリン・ニュートンとキャシー・ラングとの共通点

アビー・ライダー・フォートソンからキャシー・ラング役を引き継ぐ

『アントマン』シリーズの主人公スコット・ラングの娘であるキャシー・ラングは、『アントマン』とその続編『アントマン&ワスプ』ではアビー・ライダー・フォートソンが演じていたが、今回、『クアントマニア』よりキャスリンが引き継いでいる。

画像: 『アントマン』と『アントマン&ワスプ』でキャシー・ラングを演じたアビー・ライダー・フォートソン(左)から同役を引き継いだキャスリン・ニュートン(右)。
『アントマン』と『アントマン&ワスプ』でキャシー・ラングを演じたアビー・ライダー・フォートソン(左)から同役を引き継いだキャスリン・ニュートン(右)。

キャスリンは、アビーが演じたキャシーをできるだけそのまま演じることを心がけたといい、「両作品ともにアビーはキュートで晴れやかで、マジカルでした。私たちは彼女について多くを検討しましたし、特に、彼女は(成長して)今どんな見た目になっているだろうかということに気を配りました。違和感なく引き継げるように、キャシーの髪はブルネットのままにしたいと思いましたし、キャシーの新しいフェーズを紹介できることを楽しみにしています。キャシーは同じようなエネルギーの輝きや、愛、そして大きなハートを、今も持ち続けています」と米The Hollywood Reporterに語った。

自身が演じるキャシーのキャラクターについては、「キャシー・ラングは自分のハートや野心に忠実で、感情に突き動かされます。彼女は行動的で、自立していて、父親のようになりたいと願う、野心たっぷりな子です。私は彼女がみんなを気にかけているところが好きです」と香港版Vogueに語るキャスリン。

キャシーと自分には共通している部分があるそうで、「私もキャシーのように、すぐに行動に移すタイプです。私たちは2人ともが、自分が持っている力や、どうすれば瞬間瞬間に物事を見極められるようになるのかを学んでいるところだと思います」と続けた。

画像: アビー・ライダー・フォートソンからキャシー・ラング役を引き継ぐ

そして、多くの子どもが幼い頃にそう思ったことがあるように、キャスリンも“将来はスーパーヒーローになりたい”と願っていた1人。「子どもの頃は“一番ビッグなマーベルヒーロー”になりたいって思っていたので、皮肉ですよね。キャシー・ラングは、40フィート(約12メートル)の大きさまで大きくなれたり、アリの大きさまで小さくなれたりするんですから」と、これで正式に文字通り“最もビッグな”マーベルヒーローになれたとジョーク交じりに振り返ったキャスリンは、こう続けた。

「つまり、実現したということですね! キャシーを演じるオファーがあったときに、私の夢は実現したんです」。(フロントロウ編集部)

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