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小4の娘「汚れが怖い」不登校になってからの親子の体験を漫画化

  • 2023.2.17

強迫性障害のある女の子(仮名・みおちゃん)と、ママの体験に基づいて描かれたこの漫画は、悩みながらも前を向こうとするみおちゃんの姿に元気をもらえるお話です。小学3年生のあるころから、死への恐怖や不安を口にするようになったみおちゃん。「大丈夫だよ」と声をかけ続けたママでしたが、みおちゃんの不安な気持ちはよくなることがなく、むしろ悪化し日常生活に支障が出るまでになってしまいます…。『10歳の娘がハムスターのお母さんになった話』ダイジェストでごらんください。

娘の異変に戸惑った

小学3年生の終わりごろから、死への恐怖や不安を口にするようになったというみおちゃん。ママは「大丈夫だよ」と声をかけ続けていましたが、内心では娘の異変に戸惑っていました。みおちゃん自身も自分の異変に気づき、戸惑っている様子が感じられたそうです。

はじめは声をかければ落ち着いていたみおちゃんでしたが、次第にママの声すらも届かなくなっていきます。みおちゃん自身はとてもつらかったと思いますし、そばで見ているママも何もできないことがつらかったはず。

4年生になり、さらに悪化した

4年生になると1日に何度も手を洗うようになったみおちゃん。目に見えない菌に恐怖を感じ、それがきっかけで死んでしまうのではないかと思い、パニックになってしまうこともあったそうです。病院に連れて行ったころには、すでに日常生活に支障が出ていました。

もう少し様子を見てから病院に行こう…そんな風に思っているうちに、どんどんと悪化してしまったのかもしれませんね。受診のタイミングは本当に難しいですよね。

ついに学校へ行けなくなった

学校へ行くものの、教室のドアが汚く感じて開けられないみおちゃん。「手を洗わないと死んじゃうかも…」と不安な気持ちになり、手を洗わずにはいられませんでした。そして、みおちゃんは学校に行けなくなったそうです。集団生活は不潔なことに恐怖を感じるみおちゃんにとって、とてもつらい環境だったのではないかと思います。

実は身近にありえる、子どもの心の病気についてつづられた体験談。同じくらいの年の子がいる方にとっては、他人事ではないように感じられるエッセー作品です。

原案:そぴと

著者:こびと

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