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【WBC2023】韓国代表、米キャンプ初実戦はKBO球団に大勝スタート!打線好調に指揮官ニッコリ

  • 2023.2.17

真冬の間も休まずにバットを振ってきた甲斐が初戦から出た。2023年WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場する野球韓国代表が、初実戦で打線の力を武器に完勝を収めた。

韓国代表は2月17日(日本時間)、米アリゾナ州ツーソンのキノスポーツコンプレックスで行われたNCダイノスとの練習試合を8-2で勝利した。

練習初日の16日、代表率いるイ・ガンチョル監督は「野手たちが体をよく作った」と微笑んでいたが、その期待が結果に現れた。計14安打の火力で初実戦初勝利に成功した。

気になる打順と試合内容は?

 

この日、韓国代表は中堅手イ・ジョンフ(24、キウム・ヒーローズ)、遊撃手オ・ジファン(32、LGツインズ)、三塁手チェ・ジョン(35、SSGランダース)、指名打者パク・ビョンホ(36、KTウィズ)、左翼手キム・ヒョンス(35、LGツインズ)、右翼手ナ・ソンボム(33、KIAタイガース)、一塁手カン・ベクホ(23、KTウィズ)、捕手イ・ジヨン(36、キウム・ヒーローズ)、二塁手キム・ヘソン(24、キウム・ヒーローズ)でラインナップを構成した。

試合中盤にはパク・ヘミン(32、LGツインズ)、パク・ゴヌ(32、NCダイノス)、ヤン・ウィジ(35、斗山ベアーズ)らが交代出場した。

打席に立った代表打者たちは、大半が良い打撃感を誇って長打を放った。ほとんどの野手がWBC出場を期待し、オフシーズンにも着実に打撃練習に励んだ結果だ。

通常、2月はまだ打者が投手のボールを捉えきれないことが多いが、同日の試合で韓国代表の打者はNCの投手を圧倒した。

先制点から快調に出た。2回裏、韓国代表は相手投手ソン・ミョンギ(22)に対し先頭打者のキム・ヒョンスが中前安打で出塁。後続のナ・ソンボムは三振に倒れたが、カン・ベクホが右中間のフェンスを大きく越えるツーラン本塁打を放った。

カン・ベクホは同日、試合前の打撃練習でも右側の塀をはるかに越える場外砲を放つなど、絶頂の打撃感を誇っていた。

韓国代表の追加点も本塁打だった。3回裏、チェ・ジョンがチェ・ソンヨン(25)相手に左越えソロ本塁打を記録。続けてパク・ビョンホの二塁打、チェ・ソンヨンの暴投で無死三塁となり、キム・ヒョンスが犠牲フライを放った。

4回裏にはイ・ヨンジュン(20)に対抗してキム・ヘソンとパク・ヘミンが安打で出塁し、オ・ジファンが犠牲フライを放った。さらにはヤン・ウィジとパク・ビョンホの連続安打で6点目を奪い、パク・ゴヌが適時二塁打を記録して7点目を決めた。最終イニングの7回のもパク・ヘミンが適時二塁打を放ち、計8点で試合が終了した。

野球韓国代表(写真は今年1月撮影)

一方の投手陣は、チョン・ウヨン(23、LGツインズ)が登板した5回表に2失点を許した。

韓国代表は7回を7人の投手に分け、投球数に合わせて登板させてコンディション点検に集中した。例えアウトカウントを3つ取っても、投球数が足りなければ1回の間にアウトカウントが5つ記録することもあった。

1回からキム・グァンヒョン(34、SSGランダース)、コ・ヨンピョ(31、KTウィズ)、チョン・チョルウォン(23、斗山ベアーズ)、ウォン・テイン(22、サムスン・ライオンズ)、チョン・ウヨン、イ・ウィリ(20、KIAタイガース)、コ・ウソク(24、LGツインズ)が各回を引き受けて投げた。

そのほか、KTの内野手リュ・ヒョニン(22)と捕手カン・ヒョヌ(21)は韓国代表の選手とともに練習し、試合にも参加して打撃と守備に臨んだ。

なお、韓国代表は18日に休息を取った後、19日に練習を行い、20日にKIAタイガースとの練習試合を行う予定だ。

(構成=ピッチコミュニケーションズ)

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