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日本と縁深い“韓国のイチロー”がWBC解説に就任!天才息子が代表入りの元中日ドラゴンズ李鍾範

  • 2023.2.17

現役時代に中日ドラゴンズで活躍したイ・ジョンボム氏(現・LGツインズ1軍走塁コーチ)が、韓国地上波でWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の解説を務める。

韓国の地上波放送局MBCは2月16日、イ・ジョンボム氏とチョン・ミンチョル氏がWBCの解説を務めることを発表した。

来る3月9日に開幕するWBCで、MBCは開幕日から3月22日までの14日間で行われる主要な試合を中継する。そこでかつて“風の息子”と呼ばれたイ・ジョンボム氏、さらにはKBO通算勝利数で右腕投手最多の161勝を挙げ、読売ジャイアンツにも在籍したチョン・ミンチョル氏を起用し、昨年のサッカーカタールW杯で記録した視聴率1位の疾走を続ける計画だ。

“天才息子”の勇姿を放送席で…

 

“韓国のイチロー”の別名でも呼ばれたイ・ジョンボム氏は、今大会を戦う韓国代表に最も多く選手を派遣したLGツインズで1軍コーチと2軍監督を務めた経験をWBC解説で十二分に発揮する予定だ。

また、自身が中日在籍時に誕生し、今ではKBO最高の“天才打者”と呼ばれるようになったイ・ジョンフ(24、キウム・ヒーローズ)と、今年1月に自身の娘と結婚したコ・ウソク(24、LGツインズ)が代表に選ばれただけに、イ・ジョンボム氏が解説で何を語るかにも期待が集まる。

そんなイ・ジョンボム氏は、かつて2006年の第1回WBCで韓国代表のキャプテンを務め、チーム内最高打率(0.400)、最多安打(10本)を記録し大会オールスターに選ばれた。特に、2次ラウンドの“日韓戦”では自身の2点適時二塁打で韓国を勝利に導くなど、韓国野球の歴史に残る名場面を作り上げた。

2006年WBCでのイ・ジョンボム氏

チョン・ミンチョル氏は2022年限りで3年間務めたハンファ・イーグルスのGM(ゼネラルマネージャー)を退任し、解説としてMBCに復帰した。

同氏は日韓合わせて通算18年間活躍した選手時代の経験と、深みのあるメジャーリーグ解説の実績を活かし、視聴者に興味深い解説を披露する予定だ。韓国、日本、アメリカすべての野球に詳しい野球専門家として鋭い分析と機知に富んだ解説をするだけに、イ・ジョンボム氏との“黄金コンビ”が期待されている。

なお、2人とともにWBCを盛り上げるアナウンサーにはキム・ナジン氏が選ばれた。直近のカタールW杯でも活躍したキム・ナジン氏は、オリンピックやワールドカップなどスポーツビッグイベントの現場経験と熟練した実況の実力で、MBCのWBC放送メインキャスターを務める。

(写真=MBC)イ・ジョンボム氏(左)、チョン・ミンチョル氏

MBCは3月9日12時より東京ドームで行われる韓国対オーストラリアの1次ラウンド初戦を皮切りに、22日に行われる決勝まで、韓国代表の全試合を含む主要試合を中継放送する予定だ。

(記事提供=OSEN)

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