男性は小さな嘘をつく生き物だった…!?不安になりがちな女性との「脳」の違いをプロが解説！

彼からのLINEの返信が遅い」「最近、ときめきがなくなった」「ダメ男だと知っているのにハマっちゃう」などなど。それらはすべて脳の仕組みのせい。脳の癖を知れば、これ以上、恋愛で涙することはありません！ 理性では解決できない刺激と性欲は、脳の癖を知ば予防線が張れるかも!? 脳科学者・中野信子先生にその仕組みを教えてもらいました。

女性は矛盾が生じると不安を感じる生き物

「女性は整合性を気にする生き物なのでとても小さな矛盾を覚えていたり発見したりします。(中略)それは、脳のエラーディテクション(間違いを発見する機能)によるものなんです！(中略)心配でストレスになったり、経済的な不安なんかも女性の方が先に考えがち。女性の脳は不安になりやすいんです。安心感をもたらすセロトニンという物質を脳で作り出しているのですが、女性が100しか作れないとすると、男性は150以上作れると言われています。男性は不安になりにくいので、この程度なら平気だろうという小さな嘘を重ねてしまうことがあるわけです。脳科学をもとに女性の性質を考えていくと、本当にモテる男性は、女性を不安にさせない人とも言えます」

中野信子「人生がうまくいく脳の使い方」より

教えてくれたのは

脳科学者・中野信子先生

東京大学工学部応用化学科卒業。脳科学者、医学博士、認知科学者、東日本国際大学教授。脳や心理学をテーマに研究、執筆を行っている。メディアにも多数主演。

「人生がうまくいく脳の使い方」

ダイエットから恋愛まで脳のクセを漫画化。

原案:中野信子 漫画:ユカクマ 発売:アスコム

掲載：美人百花2023年2月号「賢レディのための恋愛脳科学」