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夫婦で話し合ってみた、痴漢被害者が通報しにくい原因と解決策|旦那がチカンされた話

  • 2023.2.16

この作品は、イラストレーターのミワカモ(@miwakamo_)さんの夫がかつてあった痴漢被害体験と、それに対していだいた考えを漫画にしたものです。社会全体で、痴漢を無くすような仕組みについて話し合ったミワカモさん夫妻。被害を訴えられないのは、幼い頃からの性教育が影響しているのでは?という考えが浮かびました。ミワカモさんが考える、自分たちが取り組める方法とは…?『旦那がチカンされた話』最終話をごらんください。

性教育として、危険から身を守ることを教えていくのが大切ではないか、という答えを見つけたミワカモさん夫妻。痴漢被害にあったことは嫌な気持ちになりましたが、夫婦で深い話ができたのではないでしょうか。

社会全体が変わっていけるよう、皆で意識を変えていけたらよいですね。

痴漢被害者の3%は男性

警察庁が発表している「平成29年度 犯罪被害類型別調査 調査結果報告書」によると、これまでに痴漢被害を受けたことがあると回答した人のうち、3%は男性。回答数が少ないため参考値ですが、女性ばかりと思われがちな痴漢被害者の100人のうち3人は男性だと思うと、想像より多い気がしませんか。そして通報率を見てみると、通報している率は痴漢被害に関する回答全体で16.0%。被害を知られたくないという思いなどから、通報できない人がいることがわかります。

ミワカモさんの夫も被害にあったように、男性でも痴漢の被害にあうことがあります。そして、被害を訴え出ることは恥ずかしいことではなく、その後の被害を出さないためにも必要なことです。

警視庁は防犯アプリ「Digi Police」(デジポリス)を使用し、被害を訴えやすく、あるいは周囲の被害者を救いやすくすることを進めています。電車通勤などで不安がある方は、女性でも男性でも、こうしたアプリを活用するのも有効かもしれません。性別によって先入観を持たず「男女に関わらず痴漢にあう可能性がある」という知識を持っておきましょう。

  • 調査期間:平成30年1月19日(金)~28日(日)
  • 対象者:インターネットによる調査モニター(20歳以上)から抽出した、過去に所定の犯罪被害にあったことがある人
  • 本調査有効回答数:1,696名

著者:ママリ編集部

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